ウィルキー・コリンズ短編選集

  • 彩流社
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本棚登録 : 56
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779121920

作品紹介・あらすじ

“探偵小説の父”ウィルキー・コリンズの短編から、
異なる味わいをもたらす5 つの短編物語をセレクト!

ヴィクトリア朝の古くさい物語? いえいえ、侮るなかれ!
市井の人々の直面する謎、秘密、運命……

シリアスに、ときにユーモラスに語られる
ストーリーテリングの妙をご賞味あれ!!

【第1話】アン・ロッドウェイの日記
【第2話】運命の揺りかご
【第3話】巡査と料理番
【第4話】ミス・モリスと旅の人
【第5話】ミスター・レペルと家政婦長

感想・レビュー・書評

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  • さすがコリンズ。ミステリー(謎)とロマンスのバランスが絶妙なストーリーテリングで、収録されてる5篇の短編はどれも面白い!
    「白衣の女」や「月長石」で有名な作者ですが、いかんせんどれも分厚い長編でチャレンジしにくいところがあったかもしれませんが、この本の短編からコリンズの魅力に触れてみるのもアリですね。オススメ。

  • 本を貸し出すホテルがあり、そこで見つけた1冊。
    ウィルキー・コリンズは月長石を読んでいて好きな作家の1人だったし、ホテルの滞在は一晩だけだったので短編が良いだろうと思って手にしたのだけど、面白くて(寝付けないのもあったが)1冊読み終えてしまった。
    アン・ロッドウェイ、ミス・モリス、そうした若くてもしっかりした女性はクリスティに登場する女性主人公や、オースティンの作品を思わせて好感が持てる。
    「白衣の女」はまだ読まずに家にあるから楽しみに読もう。

  • さすがのストーリーテラー。謎も魅力的なら、登場する女性がスッと背筋が伸びているような印象で魅力的。

    「アン・ロッドウェイの日記」「ミス・モリスと旅の人」がよかったな。

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著者プロフィール

1824年ロンドン生まれ。法律家修業を経て、20代後半から作家活動に入る。30代半ばで発表した『白衣の女』によって一躍脚光を浴び、1860年代に大流行したセンセーション小説の礎を築いた。代表作は、『白衣の女』の他、『ノー・ネーム』『月長石』などで、後者は世界最初の長篇推理小説としても有名。1889年没。

「2018年 『ヴィクトリア朝怪異譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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