洋ピン映画史(仮) (えろこれ)

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著者 : 二階堂卓也
  • 彩流社 (2016年12月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779122422

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洋ピン映画史(仮) (えろこれ)の作品紹介

「洋ピン」黄金時代は70 年代。
仏国のサンドラ・ジュリアン、
米国のシャロン・ケリー、
スウェーデンのマリー・フォルサら女優が多数
来日したのだった。

本書は1960 年代~ 90 年代までの約30 年間、
日本の映画市場に流布した
欧米のポルノ映画についてまとめたものである。

ポルノ映画とはいえ、日本には純粋なそれは存在しない。
修整されたそれらは結果的に、当時作られていた
セックスシーンを疑似演技で撮影した日本のピンク映画
(独立プロ成人映画)となんら変わりがない。
そこから洋画ピンク(洋ピン)という
日本独特の呼称が生まれた。それらは
きわめて鑑賞意欲を殺ぐものではあったが
大きな集客はあった。億単位の高配収を記録した作品も
なかにはある。しかしそれらが忽然と消えた。
時代がそれらを必要としなくなったのだ。

ビニ本の流行、AVの普及、雑誌・写真集における
ヘアヌード解禁、新風営法による規制強化、
ネットによる無遠慮な裸像の露出。
ボカシだらけの「洋ピン」を見るために
映画館へ行く者はいなくなった。

映画を大衆娯楽のひとつとした場合、
「洋ピン」もまた無視できない存在だったといえる。
日本における「外国映画公開史」として、
おそらく映画業界からも忘れられつつある
「洋ピン」の歴史を、
主に話題となった作品をセレクトしつつ
在野の研究者が高濃度に綴る。

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