生きられる都市を求めて: 荷風、プルースト、ミンコフスキー (フィギュール彩 44)

著者 :
  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779170485

作品紹介・あらすじ

かつて永井荷風が呪詛した個性なき大衆と、その貪欲なまでの消費欲、効率や機能を最優先する功利主義は、その後の一〇〇年を経て、現代都市のあらゆる風景を空疎な商品と化しつつ、私たちが「生きられる」場所性を見る影もなく消失させた。
今、私たちに何が出来るのか? マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』、ユージン・ミンコフスキーの『生きられる時間』を手がかりに平明かつ独自の論理で提言する!

著者プロフィール

こんどう・ゆう
1958年、東京生まれ。建築家。
慶應義塾大学経済学部卒業。
アパレル企業企画部に勤務後、設計事務所での勤務を経て独立。
現在、建築デザイン事務所を運営している。
著書に
『物語としてのアパート』(2008年)、
『洋画家たちの東京』(2011年)、
『脳病院をめぐる人びと』(2013年)、
『生きられる都市を求めて』(2016年)、
『狭さの美学』(2017年)(すべて彩流社刊)。

「2019年 『呑川のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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