ウルトラQの精神史 (フィギュール彩 64)

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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779170706

作品紹介・あらすじ

1966年の放映から50周年!

「Q」が描いた戦後社会を独自に解読!

日常に入り込んだアンバランスな世界が意味するものとは?
なぜ日本に怪獣たちはやって来たのか?
人はなぜ見慣れぬ怪獣に変貌したのか?
1966年放映の物語が描いた、
戦後社会を破壊するものの正体とは?
放映順ではなく、テーマ毎に分類して
全28話のヒミツをあぶり出す。

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  • 第1部 戦後社会を破壊する力(首都東京を脅かすもの―「マンモスフラワー」「ペギラが来た!」「東京氷河期」「バルンガ」;自然がもたらす災厄―「SOS富士山」「海底原人ラゴン」「虹の卵」;異次元への突入―「206便消滅す」「あけてくれ!」)
    第2部 日本にやってくる怪獣たち(宇宙から飛来する怪獣―「宇宙からの贈りもの」「ガラダマ」「ガラモンの逆襲」「宇宙指令M774」;過去から出現する怪獣―「ゴメスを倒せ!」「鳥を見た」「ゴーガの像」;海から来訪する怪獣―「南海の怒り」「燃えろ栄光」)
    第3部 見慣れぬ怪物へと変貌する(生物が変貌する時―「甘い蜜の恐怖」「五郎とゴロー」「クモ男爵」;人間が変貌する時―「1/8計画」「変身」「地底超特急西へ」;子供たちと変身―「悪魔ッ子」「育てよ!カメ」「カネゴンの繭」)

    著者:小野俊太郎(1959-、札幌市、文芸評論家)

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著者プロフィール

文芸・文化評論家 1959年、札幌生まれ。東京都立大学卒、成城大学大学院博士課程中途退学。文芸評論家、成蹊大学などでも教鞭を執る。 著書に、『「トム・ソーヤーの冒険」の世界』『「クマのプーさん」の世界』『快読 ホームズの『四つの署名』』『ガメラの精神史』(ともに小鳥遊書房)『スター・ウォーズの精神史』『ゴジラの精神史』(彩流社)『モスラの精神史』(講談社現代新書)や『大魔神の精神史』(角川oneテーマ21新書)のほかに、『〈男らしさ〉の神話』(講談社選書メチエ)、『社会が惚れた男たち』(河出書房新社)、『日経小説で読む戦後日本』(ちくま新書)、『新ゴジラ論』『フランケンシュタインの精神史』(ともに彩流社)など多数。

「2023年 『シェイクスピアの戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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