環境倫理の新展開 (シリーズ〈人間論の21世紀的課題〉 4)

著者 : 山内廣隆

• ナカニシヤ出版 (2007年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

実践的自然哲学にもとづく使える倫理を探求。「科学技術の時代」の倫理に代わり、今日の環境問題を解決するために全体論的立場から環境倫理を考察する。

感想・レビュー・書評

[神戸国際大学情報センター（図書館）さんの感想 · 2021年9月9日]

https://act-02.kobe-kiu.ac.jp/opac/volume/376209

[開知堂書店さんの感想 · 2012年1月11日]

これは名著の予感。

[rakuuhaさんの感想 · 2011年2月28日]

環境倫理学は日々進化しているので、「まさに今の」新展開とは言えないものです。ただ、旧来の視点からは少し外れた、今後の可能性を秘めた理論に着目しているとは言えます。
とはいえ全体の流れが不自然だったり、それぞれの中身が薄味だったりと、何となく惜しい感じに仕上がっています。第Ⅲ部の「新しい環境倫理学」にもっと重点を置いて組み直すと、お勧めの一冊になるかもしれません。

著者プロフィール

広島大学名誉教授

「2021年 『田邊元の政治哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」