食の共同体: 動員から連帯へ

  • ナカニシヤ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779502583

作品紹介・あらすじ

人間は、食べることを通じてつながっていけないだろうか。人間のもっとも基本的な営みである、食べることとそれを共有することを基盤にして…。近代日本やナチによる食を通じた動員、有機農業運動の夢と挫折、食育基本法による「食育運動」の展開の分析を通じて、「食の連帯」の可能性を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 戦前の米食、ナチスの食卓、有機農業等の歴史を紐とく。なるほど、未知のことにたくさん出会う。「食」もまた、為政者の統治の道具だったんだと知る。そして今、「食育」もまたそうだと・・・・。

    著者たちがイメージする「食の共同体」が見えない。

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著者プロフィール

池上 甲一(いけがみ・こういち)……1952年生まれ。京都大学農学研究科修了。京都大学、近畿大学で教育・研究に従事。現在、近畿大学農学部名誉教授。農と食と環境の視点から、小農、食料主権、アグロエコロジー、フェアトレードなどについて研究している。著
書に『食の共同体』(ナカニシヤ出版)、『農の福祉力』(農文協)、『食と農のアフリカ史』(昭和堂)など。2016年から2021年まで国際農村社会学会会長。

「2022年 『季刊『農業と経済』2022年秋号(88巻4号)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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