クロスロード・ネクスト: 続:ゲームで学ぶリスク・コミュニケーション

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  • ナカニシヤ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779503047

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  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA9045304X

  • 防災、災害時の救助というのは、行政や自衛隊がなんとかしてくれるのを手を拱いて待っているのではない。

    自ら参加し、普段気付かなかった隣人を助ける喜びや試練を経験し、問題から抜け出す方法を模索することである。

    この本は、自発的であることが生き延びること、そして、そうであるように自分で自分で訓練する方法がわかりやすく述べられてる。

    たとえ災害がなくても、毎日が「クロスロード」なのである。
    今災害時でなくても、示唆に富む言葉が日常を自発的なものに強化してくれる。

    東北地震からもうすぐ一年。
    黙祷の時に頭をよぎるであろうこの本の内容は、生き延びるために自発的に協力する意欲を与えてくれるだろう。

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著者プロフィール

吉川肇子(きっかわ・としこ)
1959年、島根県生まれ。京都大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。京都学園大学法学部専任講師、筑波大学社会工学系講師などを経て、現在は慶應義塾大学商学部教授。専門は組織心理学、社会心理学。著書に、『リスク・コミュニケーション』(福村出版)、『リスクとつきあう』(有斐閣選書)、『健康リスク・コミュニケーションの手引き』(編著、ナカニシヤ出版)、『リスク・コミュニケーション・トレーニング』(編著、ナカニシヤ出版)、『危機管理マニュアル どう伝え合うクライシスコミュニケーション』(編著、イマジン出版)などがある。

「2022年 『リスクを考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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