人がヒトをデザインする―遺伝子改良は許されるか―

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著者 : 小坂洋右
  • ナカニシヤ出版 (2011年9月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779505683

人がヒトをデザインする―遺伝子改良は許されるか―の感想・レビュー・書評

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  • 古典的優生学やリベラル優生学に対してその失敗事例をあげながら反論を試みます。

    「こういうこともある」レベルの理論的な反論にとどまり、データの積み上げによる確実な反証を提示するには至っていません。100年以上にわたる遺伝子改良の実績から何か見つけられなかったのでしょうか。

    一つ一つの失敗をあげるだけでは、それが遺伝子改良そのものに起因する問題なのか、やり方の問題なのかが不明です。

    また遺伝子改良は必要ではないとする事例として、マレー半島のセマイ族が挙げられていました。かれらは徹底して穏やかで非暴力的であるそうです。ここでの論理は自然界でこれほど優れた人間を作り出せるのだから遺伝子改良など必要ない、ということのようですが、セマイ族が非暴力的であること以外述べられていません。明らかに不十分です。

    あとは、精子バンクによって生まれたヒトのアイデンティティの問題。"ノーベル賞受賞者の"精子バンクということでここで取り上げられたようですが、普通の精子提供でもこういうことは起こるでしょう。

    遺伝子改良に対する反論として理解できるのは遺伝子改良によって取り返しのつかない事態が起きる、という保守主義からの議論です。金融工学の発展による金融危機の例を挙げながら、なんとなく恐怖をあおります。内容はわかるだけに具体的なシナリオがほしいところです。

    難解な文章ではないので入門として読むのはありだと思います。

    参考文献は充実しています。

  • 遺伝子改良依存への警鐘、だそうな。
    いつかデザイナーズベビーが生まれるのですかね…
    発注なし

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人がヒトをデザインする―遺伝子改良は許されるか―の作品紹介

人は遺伝子テクノロジーを制御できるのか。ナチスの優生政策・リベラル優生学・人類の分化の可能性…人の"改良"を巡る古今の驚くべき事件や思想を検証し、遺伝子改良への依存に警鐘を鳴らす。

人がヒトをデザインする―遺伝子改良は許されるか―はこんな本です

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