- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784780305920
作品紹介・あらすじ
もし、自分が拉致されて、家族の元から引き離されて外国で暮らすことを強要されたら。どうなるのだろうと想像してみてください。
感想・レビュー・書評
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研修の課題図書だったので読んだ本。中高生にはわかりやすくていいと思いました。
帰国した薫さんの複雑な心情はお兄さんにも簡単に理解できるようなものではなかったのでしょう。次は薫さんが書いた本を読んでみようと思います。
途中に豆知識やコラムを入れずに、時系列で一気に読めたほうがいいような気がします。 -
拉致ついて、書かれている図書をいくつか読みましたが、この本はとてもわかりやすく、中学生から上の人に読んでもらいたい作品でした。
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家族からの視点での話、当事者の置かれた状況、政治、歴史、戦争…あらゆることが絡んでいることに触れている本。簡単に解決しない背景がみえてくる。
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拉致被害者・蓮池薫氏の実兄・透氏の著。メディアを見ているだけではわからない、家族の経験や心情が綴られている。中学生を対象に書かれていて、言葉は易しいが、内容は非常に濃く、日本と朝鮮半島の長きにわたる歴史を含め、近代以降の資料や出典も充実している。
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13歳向けに書いているためか、今までのどのような拉致問題の本よりもわかりやすかった。経緯、歴史、どのような交渉があったのか、よくわかる。そして13歳向けにかかれているから、心に迫るものがある。これは大人も読むべき。
拉致されていた人がどのような生活をしていたか、どうしてそういう思想になったかもわかる。
それにしても北朝鮮はどうしようもない国だ。