先生、殴らないで!―学校・スポーツの体罰・暴力を考える

  • かもがわ出版
3.60
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780306347

作品紹介・あらすじ

自分の頭で考えないと強くなれない。暴力がそれを阻んでいる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スポーツに暴力は必要か?
    学校と体罰・暴力の関係史や桑田真澄さんへのインタビュー等、正しい方向で解決を探る。

    2024年1月~3月18日期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00314173

  • SDGs|目標4 質の高い教育をみんなに|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/60505

  • 教員などの教育者でなくても読むべき内容だと思った。体罰は、それこそ百害あって一利なしだと感じた。恐怖で人を支配し、そのときは言うことを聞くようになっても、それは問題の根本的な解決にはなっておらず、解決を先延ばしにしているという指摘に、すごく納得がいった。

    また、大事なことは、恐怖で人を押さえつけることではなく、自分たちで物事を考えて、考えたことを素直に実行に移せる環境なのだと感じた。そして、「理不尽なことは当たり前。」、「部活の勝利至上主義」ということも当たり前ではなく、第二次大戦後に意図的に作り出された幻想だということがわかった。

    私は、「ザ・体育会系」という風土は個人的経験からあまり好きではないので、こういう体罰などの事例は反面教師にしたいと考えた。

  •  今、学校・スポーツでは体罰・暴力はいけないという時代になってきました。では、どうすれば体罰・暴力はなくなるのか、先生たちはどうしたらいいのか難しい問題を解決してくれる本となっています。
    (教育学部 数学専修)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

三輪 定宣(みわ さだのぶ)

1937年生まれ。
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。
相模女子大学、高知大学、千葉大学で教鞭をとる。
現在、千葉大学名誉教授、帝京短期大学教授。専門は教育学。
日本教師教育学会会長などを務めた。
近著に『教育学概論』(学文社、2012年11月)

「2023年 『教育の明日を拓く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三輪定宣の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
雨穴
朝井 リョウ
村田 沙耶香
伊坂 幸太郎
三浦 しをん
アンデシュ・ハン...
又吉 直樹
西 加奈子
西 加奈子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×