暴力と差別としての米軍基地 (未来への歴史)

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著者 : 林博史
  • かもがわ出版 (2014年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780307382

暴力と差別としての米軍基地 (未来への歴史)の感想・レビュー・書評

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  • 沖縄における米軍基地の押しつけと暴力に心を痛める人ならば、そこに植民地主義と人種主義を嗅ぎとらずにはいられないだろう。本書は歴史学の立場から、米国の世界各地における基地建設のプロセスを検証し、この直感を跡付けるものである。焦点は特に現地住民からの基地用地の収奪、および米軍の性犯罪とその不処罰におかれている。
    世界各地の基地建設の事例や、沖縄における基地建設のプロセスを詳述していて、細かい事実についていろいろと学べる本ではあるが、事実を配置するダイナミックな議論が見えないために、「アメリカひどい」で終わってしまいそう。土地収奪と性暴力、犯罪不処罰がどのように植民地主義を構成しているのか、アメリカとその従属国による二重の支配を植民地主義という概念でどのように整理するのか、理論が欠けているのが残念である。

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暴力と差別としての米軍基地 (未来への歴史)の作品紹介

なぜ沖縄にだけ基地が押しつけられるのか、植民地の歴史のなかに原点があった!!プエルトリコなどにおける住民排除の基地建設過程を検証しつつ、これまで研究されることの少なかった占領直後の横暴な沖縄基地建設との共通性を跡づける。

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