作品紹介・あらすじ
「人はなぜ病むのか」を、天地創造から掘り下げる――。
「中世ヨーロッパ最大の賢女」にして「ドイツ薬草学の祖」、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンによるホリスティック医学の古典、『病因と治療』が、ついに日本語訳となりました!
名著『フィジカ』と対をなす1冊で、ヒルデガルト医学はこの2書に集約されます。
本書『病因と治療』では、心身の病の原因と治療法を500項目以上にわたって詳細に解説。
ヒルデガルト自然学・医学の研究者、ハーブ研究家、セラピストの必読書です。
感想・レビュー・書評
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この本、欲しい!
もう絶対に欲しい!!
ゆっくり読みたい。
神は世界の元素を造られた
人間が元素の中で存在するように、これら元素は人間の中に在り、人間はこらら元素とともに機能している。元素とは、火、空気、水、土のことであるが、これらは互いに絡み合い、結合しあっている。一つの元素は他の元素から切り離すことができず、互いに支えあうことで保たれているがゆえに、これらを「支柱」と呼ぶ。
あー、中医学とも通じる。
もっと知りたい。
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著者プロフィール
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン 12世紀ドイツの修道女。貴族階級の子として生まれるが、8歳の時、教育を受けるために修道院に寄託される。1136年に女子修道院長に選ばれる。ヒルデガルトは、画家、音楽家、劇作家、伝記作家、神学者、説教者、言語学者、詩人、神秘主義者、幻視者、ヒーラーというさまざまの顔を持ち、中世ヨーロッパ最大の賢女とされる。著書に『スキウィアス』『病因と治療』など、劇作に『美徳の劇』などがある。
「2002年 『聖ヒルデガルトの医学と自然学』 で使われていた紹介文から引用しています。」
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの作品