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- Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781200538
作品紹介・あらすじ
世界の涯てへ。ことばのテロルは向かう。暴力としての言語。事件としての書物。機械仕掛けの俳優。行動する観客。鏡の引力、円環の迷路、仮面、変身、地獄、夢、愛。ボルヘス、アルトー、ル=クレジオ、…と縦横無尽に世界の謎を解読、来たるべき書物の世界を開示する。
感想・レビュー・書評
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モダン・ジャズが自由詩ならば、ボクシングは定型誌である。「定型」は、集団的な想像力の産物に、はっきりした輪郭を与えることであり、いわば存在を公約するためのカテキズムである。それは、ことばの法のようなものだということもできるだろう。
私は、あらゆる詩は定型であるという感じを拭い去ることはできない。ただ、それがことば以前の「定型」であるか、ことば以後の「定型」であるか、だけの違いなのである。私は、自分が詩を書こうと思い立った時から、この「定型」をいかにぶちこわすか、ということを企みつづけてきた。それは、私の内なる支配者への挑戦であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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