死に至る病 (まんがで読破)

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  • イースト・プレス (2009年1月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781600239

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死に至る病 (まんがで読破)の感想・レビュー・書評

  • 自分がなく家庭でも学校でも上手くいかない主人公が、キルケゴールの自己と向き合う考え方を聞き、生き方を改める本。

    ヘーゲルの流れを汲んだキルケゴール哲学が分かりやすく説明されてて良かった。

  • 「死に至る病」自体は読んだことがないのですが、入門書として漫画を読んでみました。

    キェルケゴールの生い立ちからわかりやすく漫画で教えてくれるので、「なぜ彼がその発想を持つに至ったか」がよくわかりました。

    「絶望」って怖いですよね。
    機会があれば今度はちゃんと読んでみようと思います。

  • ま、哲学書というか信条表明を漫画化すればこうなるよね、という典型。
    新興宗教臭すらする絵柄には皮肉をこめて拍手。

  • 読み返さないと意味が分からない。でも、深く読むとすごい事が書かれている。3つの絶望をとく
    1→自己の見つめない絶望【自己実現を追求せず自分の外に価値を委ねる ゲーム、熱狂的なファン】
    2→変わらないことへの絶望【人はそう簡単に変わらない。努力しない事で尚さら人は変わらない。】
    3→被害者的、絶望→自分が被害者なので他者を攻撃していい〜という考え方。

  • 他の同シリーズに比べて、絵が少しかわいい。原作を読んだことはない。雰囲気を感じることはできると思う。そのうち原作も読んでみたい。

  • ①自己の本質を知らない絶望
     常に外側からの刺激を必要とする、刹那主義てきな生き方。
    ②自己の本質を知りながら本来的な自己になろうとしない絶望
     自分自身に引きこもる逃避型
    ③自己の本質を知りながら非本来的な自己になろうとする絶望
     被害妄想的な犯行型
    201411

  • 哲学書は、メンターが弟子を指導するスタイルが説明しやすいかも。

  • ヘーゲルに対するアンチテーゼ。
    ヘーゲルとキルケゴールも弁証法的に止揚されるか。
    キルケゴールの生涯に共感するものがある。

  • 渋谷にある出版社さんがやってる本屋さんでタイトルにひかれて立ち読みし、思わず泣きそうになるほど心につきささって買った本。

    キェルケゴールが語る”死に至る病”、それは現代に生きるわたしたちのほとんどがかかっていると言っても過言ではない。実際、少し前のわたしは確実にこの病におかされていた。

    肉体の死よりもっと切実な死に至るこの病を克服する方法、それは自分自身を生きるという選択と決意と行動。あなたは本当にあなたを生きていますか?今のあなたは本当に”生きて”いますか?

    漫画だからこそ、非常にわかりやすく読みやすい。30分で読めるけれど、一生心に突き刺さる良著。

  • 自己と向き合うために孤独があるなら、孤独も肯定できそう。
    原著訳をよむぞー

  • 漫画で読みやすく、とてもシンプルな説明。個人的にはもうちょっと詳しく知りたいと思った。入口という意味ではこれでOKなのかも。

  • ちょっとペルソナ思い出した。
    嫌いな自分も自分、それひっくるめて自分。

  • 教科書で実存主義の解説を読んでもイマイチわからなかった。

    まんがで読破を読んだ感想としては、キェルケゴールは自分の人生に大きな困難を抱え、それに向き合うことから逃げなかったでっかい勇気を持った人間だったんだなということ(- -)

    「誰かが私を私にするのではなく あらゆる選択肢の中で私は私自身の意志で私になるのだ」

    という言葉が響いた。
    誰しもが社会のなかで生きていくうえで“絶望”をかかえていて、
    この絶望というのは、自分のなりたい自分になるために自分の意志で人生の選択をすることから逃げている状態のこと。
    なりたい自分を探すことから、本当の自分と向き合うのが怖くて、誰かが決めた道や、せつな的な俗物に責任をなすりつけながら生きること。
    キェルケゴールは、それを「死に至る病」と呼んだ。

    結局、不安やあいまいさを受け止めながらも、見えない未来にたいして自分で責任をもって選択していける生き方こそが、人生の喜びということと受け取った。
    つまり、起こり得るリスクを誰かのせいにするのではなく、自分でそのリスクをとるということ。

    ジークムント・フロイトの言葉
    「大人になるということは「あいまいさ」を受け入れる能力をもつということである」とリンクした(;;)

  • 現代でも深刻だが、いつの時代もあらゆる人が持つ悩みだと思う。
    その中で自分があてはまるとすれば2つ目の絶望だった。

    人間はどんなものかという哲学は奥が深い。

  • 微妙だった。

    まあこの作品は内容的にしょうがないかという印象。

    後半はまだましだった。

  • 原著は難しくて意味不明だが、こちらは分かりやすい。
    キェルケゴールの生涯を紹介して、その流れで「死に至る病」=「絶望」を分かりやすく解説している。
    結論を簡単に述べると、まずは自分を認める事から始めるのが重要であるということにつきると思う。自分の本質から目を背けるのもだめ、自分の責任から逃れるのもだめ、というかなり厳しい教えでは有ると思う。最近の啓蒙書でもよく述べられている事ではあるが、19世紀初頭でも同じような事で悩んでいた人がいたんだなと思うと、人間の中身はたいして進化してないのかもしれない。
    漫画は現代の悩める若者を登場人物として、キェルケゴールの思想に触れて成長するという物語である。悪くはないけど、ちょっと安楽すぎるような気もした。

  • 絶望・不安・疎外感・本質・変化・自由・責任
    とても難しいけど、なんとなくわかった気がする。。。

  • 「自分が望む自己であろうとしない経験」や「自分の心にある本音と向き合おうとしない経験」にピンと当てはまれば、本書を読んでみてはいかがでしょうか。現代に生きる、なかなか自分と向き合えないでどうしても逃避してしまう若者に、キルケゴールを読んで欲しくてこのマンガを描いたのでは、と僕は思います。

  • 絶望とは、人間の精神のみが患う病である。時は19世紀のヨーロッパ。社会や個人への不安を抱え、自己疎外に陥った人々の魂の救済、精神の教化と覚醒のため、哲学者キェルケゴールの探求が始まる―。21世紀、今も私たちをとらえて離さない「死に至る病」を、現代の視点から綴ったオリジナルストーリーと絡めて漫画化。
    (「BOOK」データベースより)

    主人公は高校生:合田真理(あいだ まさみち)。彼は父から学歴主義的な生き方を強いられている。少々優柔不断なのか、人から嫌われるのを極端に恐れ、そのために父にも反抗できず、同級生からも「都合のいい人」扱いで嫌な役回りを押しつけられたりする。そんな自分に嫌気がさしながらも、どうしたらいいのか迷っているところに、父の妹である晴子と道で偶然出会う。
    この叔母は、彼の父と違って非常に自由奔放な生き方をしている。そのため当然父とは仲が悪いわけだが、真理はこの叔母が幼い頃から好きなのだ。でも、父の手前、それを言い出すことはできない。
    ちょうど彼女が仕事でキェルケゴールの勉強をしているということで、真理に本当の「絶望」とは何か、について解釈していくというストーリーである。

    哲学って、難しい。
    人の心というものは本当に理解できるのだろうか。それが例え自分の心であっても、どう御していいのか、よくわからない。まして、他人の心なんて・・・。
    まんがだからといって、軽く読もうと思ったら大間違い。何度読んでも納得ができない。「死に至る病」というのは「絶望」のこと。そうはいっても、じゃあ「絶望」って何だ?となる。自分自身と向き合うといっても、どうすればいいんだろうか。自分から目を背けていてはいけない。それってどういうことなのだろうか。

    理解するには何度も何度も読む必要がありそうだ。当然、この「まんがで読破」シリーズだけでなく、原作やその解説書なども。

    でも、やっぱり哲学って難しいわ・・・。

  • 原作よりもきっと読みやすいはず。

  • キュルケゴールなんて世界史で名前だけ知っていて、一生読まないだろうなって思っていましたが触れる機会がありました。
    このシリーズの良いところは内容をサクッと理解できるというだけでなく、網羅性の高さゆえに絶対に触れないだろうなというジャンルにまで触れることができる点だと思います。

    内容の方は非常に深かったです。果たして絶望とは何なのか?自分とは何であるのか?オリジナルストーリーを用いての説明なので非常に読みやすい。

    作中では本当の自分と向き合うということが課題となっていますが、現代社会こそまさにこれが最重要の課題だと思います。それだけ自分探しというのが難しくなっているということですね。
    本当の自分(自分自身の自己)と向き合う勇気を持つことが大切。
    自己が自己である責任に気付かない、責任から逃げる、責任に怒るという3つの絶望があり、それこそが「死に至る病」である。
    そのため、自分自身と向き合って、自分自身の価値観を持ち、自分を信じることが大切なんだということが書かれています。
    人間の本質に迫った良書だと思います。

  • 文学コミック作品。
    作品解説にもあるように、現代の視点に絡めて、解りやすく表現している。思春期の若者には共感する部分があるのではないだろうか。
    また、難しいと感じていた『死に至る病』も、キルケゴールの人生と絡める事で理解しやすい。
    同時に、『エヴァンゲリオン』のサブタイトルにこれが用いられた理由も理解できるのではないだろうか。
    自己と向き合う、内面へと沈み、ありのままの自分を受け入れた上で、変わろうとする自己の姿、その再生への道。
    学生時代、岩波文庫版を読んで感銘を受けつつも、「第三の絶望」部分で挫折した私には補完できた部分でき非常に良かった。

  • キェルケゴールのことが知りたかったので買いました。、
    原文を読み元気が、今の私にはない。
    ま、こんなもんでしょ。

    キェルケゴールが、どんな人だったかは分かります。

  • 題材が題材だけに、絵が重苦しい。
    「死に至る病」の原典への、誘導を意図しているとは思うが
    原典はかなり難解。
    興味を抱いて、原初までたどり着けるか否か。

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死に至る病 (まんがで読破)の作品紹介

絶望とは、人間の精神のみが患う病である。時は19世紀のヨーロッパ。社会や個人への不安を抱え、自己疎外に陥った人々の魂の救済、精神の教化と覚醒のため、哲学者キェルケゴールの探求が始まる-。21世紀、今も私たちをとらえて離さない「死に至る病」を、現代の視点から綴ったオリジナルストーリーと絡めて漫画化。

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