- Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781600826
作品紹介・あらすじ
騎士道物語の読み過ぎで妄想に陥った農民のアロンソ・キハーダ老人は、みずからを伝説の騎士と思い込み、痩せ馬のロシナンテと従者サンチョ・パンサを引きつれ、家族や友人の心配をよそに冒険の旅に出る…。自意識や人間の成長などそれまでになかった「個」の視点を物語に盛り込み、「はじめての近代小説」ともいわれる17世紀の傑作を漫画化。
感想・レビュー・書評
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世界史で名前だけ暗記した記憶。こんな話だとは知らなかった。こういう漫画を導入にして本編きちんと読むの忘れないといいな…。
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夢を追いかけたい気持ちを抑えきれなくて、現実や周りの人に合わせることができなくて、変人扱いされたり頭がおかしいと心配されたり。
これって、ほんとに、17世紀の話なんだろうか。
まるで、現代の話みたいだよ…。 -
焦燥は人を狂わせる cf. p.183 「本当に大好きなことに身も心も飛びこませてしまえば・・・ 心の穴の苦しさを忘れられるんじゃないかと・・・ それで私は冒険の旅へ出かけたのです 本当の自分から 遠ざかるために・・・ すべては皆と自分自身に全力で嘘をつくための遍歴の騎士の旅でした・・・」p.184 「目に広がるは心の友と行く黄金の日々の旅路」p.190
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英雄譚のような勇壮な物語をイメージしていたので、いい意味で裏切られた。
年老いても夢を持っていたら、キラキラしていられるんだな、と感じた。結論にも共感した。そしてサンチョが良いやつすぎる!笑
僕もこんな友をたくさん持ちたい。あの驚安の殿堂の店の名前はこの作品からとってるんでしょーか!?
まんがで読破シリーズ、さくっと読めるのでおすすめです。僕ももうしばらく色んな作品の概要を知る為にも読んでいこうと思います。 -
作品名はあまりに有名だが、こんな話だとは全く思っていなかった。
世界史で作者と作品名を繋げるだけの暗記を大量にしたが、内容を知っている作品があまりに少ないので少しずつ無くしていきたい。 -
ざっと読める。最後どうなるかよく知らなかったけど、なるほどといった感じ。
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ドン・キホーテ。全然話を知らなくて、勇敢な冒険家の物語なんだろなぁ。と思ってたら、ある意味合ってるけど、設定は全然違った。予想外でおもしろい。マンガとしてもコミカル要素がよくでてて楽しく読めた。
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ドンキホーテの名前は知ってたけど、物語を知らないということで。
老人が友人である隣人をつれて旅に出る物語。老人は日々の田舎での生活になにか物足りなさを感じ、それを紛らわすために書斎で本を読みまくる。そこで多く読んでいただき騎士の話に憧れを持って旅にでる物語。 -
レビュー省略
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まんがで読破を読破するシリーズ。
愉快な老人が、仲間を連れて冒険する話ってざっくりと知っていた程度だったけど、こんなオチだったのね。
とりあえず、ドンキ・ホーテではなく、ドン・キホーテってことはしっかり肝に銘じておく。 -
Kindle版をセールで購入。現在は取り扱いがない?ようでこちらで備忘録。
概要説明通りの内容でとても読みやすい。まんがで読破シリーズとしてはこれで十分だと思う。
原著もあわせて読むことで、より理解が深まるのかな。 -
風車に突撃するということは知っていても、実はそんな騎士道の妄想からは覚めていて、どうやって終わりにしようかと悩んでいるところまでは知らなかった。
これって、今の時代にも通じるところがある。 -
多重構造の叙述形式を取っ払って、
騎士道物語を読み過ぎた老人が伝説の騎士に扮して旅に出る、
シンプルな話として描かれている。
従って、読みやすく、わかりやすい。
但し、ストーリーはサラッと流れ過ぎて凄くアッサリ。
それでも今まで読んだこのシリーズの中では出来がいい方……かもしれない。 -
酔狂に思われるも、実は最初から正気。何事もなしていない自分に焦燥し、騎士道の旅にでるが、いざ騎士の位を授けられてみると、自分のまわりにいた人や環境のかけがえなさに気づく、青い鳥。さて、原作ではどう描かれているのか。
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ドン・キホーテがこのような物語だったとはまったく知らなかった。
原作から若干内容を変更しているようだが、
大綱は同じみたいだ。
17世紀の段階で
このように自由な内容の小説が出版されていたことに
非常に驚いた。 -
サンチョがいい味を出してる。
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騎士道・冒険・風車・架空・現実
「ドン・キホーテ」ってこんなに前の
作品だったんだなあ。。。 -
726.1 セ 登録番号8195
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こちらも舞台を観るための予備知識として読みました。表情が豊かに描かれていて、すっと頭に入りました。『見果てぬ夢』の意味が分かって、良かったです。