再生力―危機を打ち破る『人生版・野村ノート』

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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781601137

感想・レビュー・書評

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  • どちらも、さほど好きな二人ではないが、流石と感心させられる対談集でした。
    日々のぼやきの奥にある信念を裏付ける実例が多くプロ野球ファンには読み易い。
    信用、信頼、自信が再生力という事に落ちました。

  • 田原総一郎の対談だけに読みやすかった。野村監督の過去、天賦の才がないものは様々な方法を使いその分を補っていくなど、物事の考え方や道理を改めて考えさせられた。

  • ノムさんの本、2作目。
    だいたい氏の考えはわかった。

    王さんや長嶋さんの様な大輪の「ひまわり」タイプでは
    ない「月見草」タイプだけど、一流の努力家だ。

    企業人にも通用する考え方が随所に。

  • 野村克也の話は期待通り面白いが、田原がいただけない。無理に政治の話に持ってこいうとせずに、野球の話かせいぜい世代論くらいにしておけばいいのに…。そのせいで減点。

  • 野球の解説本は、興味持てなかったが、これは面白かった。田原さん、話引き出すの上手だあ。どうしたら選手が伸びるのか真剣に親身になって考える、一流の天才でないなら、伸び悩んだら頭使わないと、そのままダメになる、、、肝に命じたい。データ分析して作戦練って攻略する、そういうことが好き、というか性分なんだろうな。

  • 野村本の常で内容の根幹は他書と同じ。今回は対談形式でアプローチの仕方が違うので新鮮でした。

  • 野村監督と田原総一朗の対談。原理原則を重視し、「理を以って戦う」野村理論が展開されていて、田原総一朗氏にうまーく引き出された本音や裏話もとても面白いです。理想論ではなく、実践してきたことの教訓ばかりなので(これまでの、たくさんの非を打ち明けているところとか)深みがあって、月見草・野村監督のかっこよさが滲み出ています。

  • 対談本は簡単に読める反面、何も得るものが無かったりする。
    しかし、野村克也という男を全く知らずに読んだ私には価値ある本だった。

    野村克也の著作を読みたくなった。

  • 面白いくらいに2人の対談は噛みあってないというのが初見の感想。


    ただ、田原総一朗は現代日本の問題を強く言及しており

    野村克也も自論を余すことなく展開する



    野球の話に対して田原が強引に政治的問題につなげようとしている感が否めない。ただ対話形式ゆえか容易に理解ができる。



    野村克也氏の本をまだ読んだことない人には是非オススメしたいですね、一石二鳥な部分があるので。

  • 野村監督と田原総一郎の対談の本です。
    日本の再生力に関しての対談でした。
    野村監督の再生することについての方法や考え方が書かれていました。

    ・問題解決には奇策よりも原理原則
    問題に対する原理原則を考えること。
    基本をしっかりつかんで、「理」からはずれないようにするということ。
    何事をやるにも基本が大事ということ。
    再生力に必要な原理原則は「信は万物の基をなす」ということ。
    「信」は信用・信頼・自信などの信。

    ・「先入観は罪・固定観念は悪」
    常に物事に関していろいろな角度から見なければいけないということ。

    ・「即効性のない努力」を続けること
    野村監督は選手時代に筋力トレーニングなどすぐに効果は出ないが地道な努力を続けたことが大成につながったとのこと。

    成功されている方の本はいつも勉強になります。
    成功するにはどんな方でも、基本を大事にして努力を続けること。そして、柔軟であることが大事だと感じました。
    自分もこれからどんどん勉強して、がんばっていきたいと思います!

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著者プロフィール

京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。また、70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ4球団で監督を歴任。他球団で挫折した選手を見事に立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は、「野村再生工場」と呼ばれ、 ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど輝かしい功績を残した。現在は野球解説者としても活躍。

「2016年 『最強の組織をつくる 野村メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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