空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)

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  • イースト・プレス
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感想 : 216
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781602387

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】
    1. 本を読め。人生は変わる
    2. 本を読め。答えは見つかる
    3. 「手」で読め。そして「脳」で読め
    4. 本を読んだら、「自分」を読め
    5. 本は安く買え。そして高く飛べ
    6. エロ本も読め。創造力を養え
    7. マンガを読めば「世界」がわかる

    【概要】
    著者自身の読書体験に基づいた読書論。
    なぜ本を読むのか、どう本を読むのか。

    【感想】
    ・本を読んだら、アウトプットする。
    「内容を消化しながら、自分の中にオリジナルな知の世界を作っていく。これが読書です。だから、読書の室は、読む前と読んだ後にどれだけ自分が変わったかで測ることができます。読書の前後でどれだけ変わったかを確認するには、アウトプットをするのが一番いいでしょう。」
    ・一度目は手で読み、二度目は考えながら読む。

    「なぜ」についても、「どう」についても、同じ著者による『本を読んだら、自分を読め』の方が内容が充実している。読むならそちらを。

  • 了。

  • 子飼弾の読書本です。
    読書の大切さと、読書マスターになるためのコツが書かれています。いくつか参考にしたい内容もあり為になる本ですが、ただ、この分量でしたら新書で販売して欲しかったかなと思います。本書の中で著者も新書の素晴らしさを述べているので。

  • この初版が2009年、この後2013年発行の「本を読んだら自分を読め」の方が断然面白い。

  • 出版されて間もなく読んでいたみたいで、ところどころ既視感があった。
    でも、本書でも書かれている通り、「自分が変化すると読書内容も変わる」。

    目次読み、という読み方はその頃知らなかった。

    目次読みをし、「忘れる」ことをすれば、必然的に「メモをとる」ということが必要になる。
    メモをとることで、最小の手順で「参照」を呼び出せるからだ。

    また2年後に読もう。

  • 子飼弾は年間5000冊も本を読むらしい。365で割ったとしても、一日14冊を読んでいる計算だ。どうやったらそんなに読めるのか分からないけど、その一端を覗かせてくれる。

    だけど、子飼弾としてはそんな速読的なことはどうでもよくて、読書に対してどういう姿勢で臨んできたかを伝えたいのだ。読書は体験である。そして、遊びでもある。自分勝手な贅沢な時間でもある。エロ本におぼれることもできれば、マンガの世界に引きこもることもできる。一方で、登校拒否や家庭内暴力という環境の中、読書に溺れたのは現実逃避の側面があったからだと言っている。読書は彼の人生の一部なんだと思う。

    「おわりに」に彼の最近の世界観の一端が見える。
    ===================================================
    現在、世界の経済は、毎年、成長を続けていくことを前提にしています。要はモノをつくって売る。(中略)ところが今は、生きていくうえで必要なモノは足りています。モノが足りた時点で、この仕組みを改めなければならなかったのに、ムダにつくって無理やり売りつけてきたのです。経済成長を続けて、収入が増えたとしても、いったい何を買えばいいのでしょうか? それをつくるための資源は、どこから持ってこようとしているのでしょうか?こういう流れをそろそろ断ち切らないと、人間以外のもの、たとえば資源の枯渇や自然サイクルの破壊を招いてしまう。そうとうヤバい状況に近づいている。
    ===================================================

    自分と世界を知るために、読書することの可能性について背中を押してくれる。


    ボク的には、この本で実際に役立ちそうな方法は次の箇所かな。

    ・ノンフィクションは論文型だから構造を読む。これに尽きる。
    ・フィクションは物語型であり旅と同じ。つまらない旅も含めて、旅はたくさんしておくべき。

    あと、本の最後についている「子飼弾が選ぶ最強の100冊+1」は必見。

  •  本はかなり読んでるつもりなんですが、ぜんぜん賢くなりません。むしろバカ。そのため、この本を参考にしてすこしは賢くなりたいです。

  • 著者の読書に関するエッセイ。巻末のリストの本を読んでみようか。

  • 空気なんか読んでいたら確実にバカになる。

    他人の尺度ではなく自分の尺度で生きる。

    有意義で無いと思われる時間を金額に換算して実感する。

    暇な時や時間がある時に無意味なネットサーフィンをせずに本を読む。

    古典はそのテキストだけを読んでも意味がなく、どんな時にだれに向かって書かれたのか、そのコンテキスト(背景や文脈)を理解してはじめて読み込めるものである。深く理解し楽しむためにはその本が書かれた過去の時代のことを知らなければならない。

    きれいにまとめるということよりも、書くという行為にこそ意味がある。

    死がこわい人は、未来編を。死なないのはもっとこわい。

    神林長平について
    日本語を読める幸せをもっとも感じさせてくれる作家。





    あまり読書をしない人向けの本のようであり、まあ当たり前のことがかいてあった。

  • 図書館

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著者プロフィール

1969年生まれ。ブロガー、プログラマー、投資家。カリフォルニア大学バークレー校中退。オン・ザ・エッジ(現ライブドア)のCTO(取締役最高技術責任者)を務めた。現在、ディーエイエヌ有限会社代表取締役。2004年に開始したブログ「404 Blog Not Found」は月間100万ページビューを誇る。著書に『弾言』『決弾』『未来改造のススメ一脱「お金」
時代の幸福論」(岡田斗司夫氏との共著)(以上アスペクト)、『小飼弾の「仕組み」進化論』(日本実業出版社)、『空気を読むな、本を読め。小飼弾の頭が強くなる読書法』(イースト・プレス)、『新書がベスト』(ベストセラーズ)など。

「2011年 『働かざるもの、飢えるべからず。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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