空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)
- イースト・プレス (2009年10月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781602387
感想・レビュー・書評
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なんでこんな、どうしようもない本が出来上がったのだろうという、不思議な感覚に陥る珍しい本。
明らかに手抜き。内容に一貫性がなく主張も言いっぱなしでほとんど説得力がない。読書術のノウハウ的なものは皆無といってもいい。エッセイにしても中途半端。
本書の中で繰り返し現れる「クソ本」にこの本自体がぴったり当てはまっているのには感動する。
著者は有名な書評ブロガーだが、ブログ書く能力と、本を執筆する能力は一致しないということだろう。というかやる気の違いか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・情報に溺れてる人は、漫画に溺れてるのもビジネス書に溺れてるのも同じ。情報を集めるだけのメタボである。アウトプットして人に話したり、ブログやノートに書いて血肉になる。
■やっぱり、人に話すのが一番記憶に残るよね。
・自分の「世間知」が通用しない場所へ自らを放り込めば、自分の頭で考えるようになる。
■環境は人を変えるとはよくいったもんだ。
・難解な本を読めば、自信も実力も付く。ドストエフスキー、カフカなど。
■斎藤孝さんも言ってたなぁと。
・フィクションは普通に読み、ノンフィクションは知らないところを読む。
■知らないところ中心ってのは納得。知ってるノウハウ読んでも復習程度。
・クソ本も売れる。みんながクソ本だと言ってどんどんリンクするから。
■この本がクソ本だと思った俺はどうすればいい?
・自分の意見と真っ向対決する本を読めば、思考力強化になる。
■まだ基礎知識が入ってないからもう少し修行を積んだら。
・エロ本は、順列組み合わせの数だけパターンがある。巨乳貧乳ロリ熟女上司部下。ハードルがどんどん上がるのに、要求に応える作品があれだけ新作として出てくるのは凄い。
■確かにエロ本の見方が変わるかもしれん。
新情報ほとんど無。今まで出版されてきた他の読書法の本で言ってたことがそのまんま沢山出てきたので、わざわざ読む必要無かったクソ本だった。 -
ノンフィクションは「目次」から読め、というのはタメになった。
また巻末のお勧め本101冊も参考になる。
ただし、この本のターゲットがわからない。
小飼さん信者への啓蒙?