或阿呆の一生 (まんがで読破)

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  • イースト・プレス (2009年11月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781602752

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或阿呆の一生 (まんがで読破)の感想・レビュー・書評

  • 芥川の自伝的小説の漫画化ということで、その繊細さと精神的な闇と病みの一端がうかがい知れる内容。
    しかし文豪と言われる人は何故こうも、女や薬や自堕落に身を任せていくのか、と思うのは単なるひがみやっかみか。

  • 2作品入っている分、ひとつの話が浅い。
    どちらも小説家の話で精神的に弱い主人公である。
    母親が狂人で自分も同じ血を引き継いでいるので、同じようになってしまうと思うエピソードあり。

    うーん、どちらも悩みすぎやな。
    表題作のほうは太宰治にもよく出てくる女遊びの主人公とかぶりました。
    というか、太宰が芥川が好きすぎて写真の格好の真似をしているほど。いまネットで調べました。
    芥川龍之介が自殺すると太宰も自殺しようとするまでリスペクトしているとは〜

  • 精神的に破綻するって、こういうことかと強く思う。自分がこのようにならない自信もないし。

  • 或阿呆の一生は、芥川の自分の話らしいが、たんたんと人生が語られているような気がした。親も精神異常という感じだったから、芥川も精神に異常をきたしたのかな。遺伝?大学時代に小説の才能があることが夏目漱石に認められたようだ。(たぶん)才能がある人って、やっぱりすぐわかるんだろうなー。絵も一枚見ただけでいい絵が描ける人がわかるようになったし。少しのことだけでも、才能ってわかるんだろうな。会社の面接でも、少し話しただけで、その人がわかるというし。私には何の才能があるんだろうか?才能なんてなくてもいいけど、パレスチナのことで成功したい!
    歯車は、幻覚がみえたり、色々連想したりして苦しかったんだろうなと思った。薬にたよっていて、色々な病気を併発していたみたいだ。病気にならないからだをつくらなきゃ。

  • これは作家・芥川龍之介が最晩年に著した『或阿呆の一生』と『歯車』の2編を漫画化したものです。この当時の筆者の取り巻く状況や、肉体・精神がぼろぼろになっていく過程を見つめていて、ひさしぶりに読みました。

    この小説をはじめて読んだのは、確か中学生くらいの頃だったと思います。内容はというと心身ともに病み、疲れ果てた作家の芥川龍之介が自身の作家人生のいわば『白鳥の歌』として残した『或阿呆の一生』と『歯車』―2編を漫画化したものです。

    改めて読んでみて、彼はやっぱり神経が繊細だったんだなと。そういう彼に降りかかったものは『死』もしくは『人生は生きるに値するか?』という根源的な問いを読者に、また自分自身に突きつけたのかな、ということを思いながらページをめくっておりました。

    幼い頃より勉強のよくできた筆者は長じて大学生となり、憧れの『先生』の賞賛で一気に分断のスターダムに躍り出ることになります、しかし、結婚をし、二足のわらじでやっていた英語教官の仕事をやめて著述一本に絞った後、彼の運命に変化が訪れます。妻以外に関係を持った女性の一人が今で言うところの『ストーカー』になってしまい。彼女の存在に心身ともに疲れ果てた彼は中国へ仕事に行くということで『渡りに船』とばかりに日本を離れますが、体調を崩して帰国。

    さらに自分の親族が多額の借金を残して自殺し、彼はその後始末に追われることとなります。作家としての行き詰まり、身体を蝕むいくつもの病魔。そして女性問題…。それらを抱えて生まれた2編の小説世界は間違いなく現代的でもあります。物語の中で関東大震災で被災した筆者の思うところは、そのまま東日本大震災の惨禍に遭った我々にも重なるものが少なからずあるのではなかろうかと思っております。久しぶりにマンガで読み返してみて、そんなことを考えました。

  • 小説家・「鼻」・夏目漱石・神経衰弱
    これは、つらかっただろうなあ。。。
    芥川龍之介の他の作品を読んでみたい。

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或阿呆の一生 (まんがで読破)の作品紹介

人生のはかなさを感じているひとりの青年。知識に富んだ彼は創作活動に精を出し、作家としての地位を確立していくが、神経質な性分と多忙な生活から自分を見失い、精神的にも肉体的にも抜け出すことの出来ない闇の中へと身をゆだねていく…。『或阿呆の一生』と『歯車』-芥川龍之介晩年の自伝的作品2編を漫画化。

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