- Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781603254
作品紹介・あらすじ
2500年前から変わらない私たちの生きる指針!「過ぎたるはなお及ばざるが如し」「温故知新」などの言葉を残した儒教の始祖・孔子。誰もが一度は聞いたことのあるその格言は、2500年の時を超えて現代まで伝えられた孔子の魂だった。しかし、その言葉の中に息づく精神は、「礼儀」や「思いやり」など、現代の人々に忘れられつつあるものばかり…。いま人類にもっとも必要な格言とその思想を漫画化。
感想・レビュー・書評
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孔子や論語について全くの無知だったが、孔子がどのような人物でどんなことを語ったのか論語とは何かなど知りたい部分がしっかり書かれており無知な自分でもどのような書物かを掴むことが出来た。
論語や孔子に興味が湧いたのでもう少し難度の高い論語を読んでみようと思う。論語の入門書としてこれ以上ないほど分かりやすく興味を引く本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
論語関係の本見るといつも
「全く本当におっしゃる通り!」という気持ちになる
全てをできないにしても1割くらいは実行できるように理想として常に心に留めておきたい。
以下 メモ
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論語は2000年前の中国で記された
弟子たちが孔子の言行をまとめたもの
「過ちて改めざるこれを過ちという」
「徳は孤ならず、必ず隣あり」
→徳のある人は孤立したりしない、必ず理解者がいる
「子夏いわく仕えて優なればすなわち学び
学びて優なれば則ち仕う」
→世の中に奉仕して余裕ができたら学問をせよ
→学問をして余裕ができたら世の中に奉仕せよ
世の中と関わらなければ、
少なくとも誰にも迷惑はかけない
そのほうが気が楽だし誰にも害を与えない
でも、きっとそれは自分が世の中に存在しないことと同義になる
よくないことを起こさないのではなく
善い行いをするという積極性が大事
語り合うべき人と語らないのはともを失うことになる
語るに足りない人と語るのは言葉を浪費することになる
そして賢い人はどちらの過ちも犯さない
人を育てるのが教育というものでしょう
君子はひろく知識や教養を学び
それを礼儀の心をもって引き締めていけば
人は生まれながらの性質に大きな違いはないが
その後の習慣や教育で大きく違っていく
知るものは好むものに及ばない
好むものは楽しむものに及ばない
ルールや厳罰主義で人を治めても民はその抜け穴を探してしまう
徳や人間性をもって人を治めれば、恥を知り正しい方向に行く
→人としてどうあるべきかを部下などに見せる
→★人として正しいことをした時に褒める
→ノルマやルールではない
本を読み勉強をしても考えることをしなければ
知識は混乱するばかり
でも逆に考えてばかりで読書も勉強もしなければ独断に陥ってしまう
→学習すること、思考すること、想像すること、それによって初めて人は人になる -
読みやすかった。
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論語が重要であると言う事が表面的にはわかるものの、肝心の論語の重要な点や価値のある点について全く強調されていない。漫画の面白さはあるが、論語に関して学ぶ内容はほとんどなかった。
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このシリーズは、ほんとうにとっかかりで入るにはとても良いと思う。今回論語を読んでみた。有名なものが掲載されている。原著への入り口にはよいと思う。
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所々に論語の一節が出てくる普通のお話。
進研ゼミのありきたりなサクセスストーリーっぽさがある。短いというのは仕方ないが全部を全部伝えようと思うと、逆にあまり伝わらないんだな、とも思った。
論語の一節がある程度説明込みで話に出てくるので、ためになったかなと思う。
論語に興味あるけど、どんなものか知らないから手を出せないという人におすすめ -
予想外によかった。
論語、すばらしい。
今の時代にもじゅうぶん通用するおしえがたくさん。
いや、むしろ、いま世間を騒がせているオトナたちに
言ってあげたい、珠玉の言葉にあふれていた。
いざ論語というととっつきにくいが、
まんがのストーリーに助けられ、
すんなりと頭に入り、楽しい。
ほんとうはいい大人が、”まんがで読破”では情けないのかもしれない。
いつかは、ちゃんと論語を読んでみよう…かな。
いやそれにしても、牛山ウシ子先生(まんがの登場人物)は最高だった。
図書館スタッフ(東生駒):ほっこり
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帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/713005 -
「読破」とは言えない構成ではあるが、学校生活をモチーフにしたストーリーの中に、論語の考え方が巧みに取り入れられており、政治から家庭教育等の問題が、人間の普遍的命題であることも解り、これはこれで導入書としては結構成功しているのではないだろうか。
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レビュー省略