世界最後の日々 (CUE COMICS)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781603834

感想・レビュー・書評

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  • 鈴木成一さんの装幀と、タイトルの謎めいた感じに興味が湧いて読み切った。
    きっかけは『鈴木成一デザインの手本』

    これって、エロ漫画?というより、性行為漫画とか言ったほうがしっくりくるかな。性行為の外見のインパクトを見て、目の刺激を得られる漫画、という感じがした。それと、妙な悲壮感がいちいち新鮮だった。
     エロ漫画にも、山本直樹さんにも詳しくないから、何を言っても浅い感想にしかならないが、この独特の雰囲気が結構気に入ってしまいそう。
     とはいえ友人の前で「僕もエロ漫画読んだことあるんだ」なんていうと、盛大に誤解を生んで面倒だ。いや「エロ」が嫌いというわけではないのだが、「スケベ」というわけではないんだよなあ。うまくいえなくて都合が悪い。

  • <内容紹介>
    無限の邂逅―著者自身が認める、ベストワークス。
    この十余年に描かれた膨大な作品群から、もっとも重要な短編を作者自らセレクト。
    書下ろしの解題では、創作の秘密や自身のルーツがはじめて明かされる。
    山本直樹の精髄が凝縮された、異彩の書。
    『明日また電話するよ』、『夕方のおともだち』に続く自選集3部作、完結編。

  • どこをひらいてもエロ漫画やないか!(ほめています)

  • 山本直樹さんてア、ナルが好きなんですかねえ(笑)
    女の子が可愛い。

  • 脳が置いてけぼりになる系の山本直樹。いい話系もこういうのも好き。

  • エロくてきれいな線を描かせたらこの人。

    独特の距離感と虚ろな世界観。
    好きです。

  • ひさしぶり。という感じ。ほとんど連載でよんでいたので。女の子はえてしてずっとかわいらしいままなのだけれど、男の描写がどんどん気持ち悪くなってくる気も。そこがまたたまらない。エロだけでなく空間がねじれるような感じがよいのだと思う。巻末のお嬢さんによる質問もおもしろい試みだと思う。

著者プロフィール

カルフォルニア大学サンタバーバラ校助教授 
専攻=映画理論・日本映画
Dialectics without Synthesis: Realism and Japanese Film Theory in a Global Frame, University of California Press, 2020, “Eye of the Machine: Itagaki Takao and Debates on New Realism in 1920s Japan,” Framework 56, no. 2 (Fall 2015).

「2019年 『転形期のメディオロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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