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孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)

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制作 : Henry David Thoreau  服部 千佳子 
  • イースト・プレス (2010年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781604572

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孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)の感想・レビュー・書評

  • まぶしいほどの健康さ。
    身の回りに置くもの、そして自らの生活を必要最低限にとどめ、自分の時間を最大限に使い、自然と共に生きていく。
    それができるのは健康体だからだと思うのです。それは体だけでなく心も。
    健康でいられないと、生き続けるための保険をかけようとする。それが貯蓄であったりするのだと思います。
    なにより、孤独であるため、一人で生きるために健康さは欠かせないのでしょうね。

  • 社会人生活に疲れた人にオススメ。こんな風に生きていた人がいたと知るだけでも、勉強になる。

  • 自然とは人とはなにか

  • 森の生活者「ソロー」の叡智の言葉集。
    人生とは何か、ということを、
    余計なものをどんどん省いていったら本質だけが残るのでないか、と実践した人である。

    確かにソローが言うように、
    私たちは必要だと思うもののために働いているが、
    そもそも必要だと思うものを減らせば、
    身を犠牲にしてまで働く必要はないのではないか、とその通りだと思う。

    生活のため、おなかを満たすため、出かけるための服など必要品、住むための家、持ち物、付き合いのための時間とお金。
    どれもが、そこまで必要なのか、と問いかけるべきである。

    どれも私たちが必要だと思っているほど必要ではないと思う。
    そのようなものを揃えるために、
    自分の時間と自分を売るような奴隷のような生き方ではなく、
    「生きる」を実感するような、自分の本質に沿った自由で自然と共に生きる生き方がしたいと思う。

    この本の中でも、「働く」ということの本質についてもたくさん書かれている。あらゆるものを所有し消費していくことが働く「本質」ではない。
    「自分が真理に近づける仕事を選ぶこと」
    「人生を楽しむために働くこと」など書かれている。

    また、有名なソローの言葉で、
    「自分のリズムで歩めばいい。
    自分の内に聞こえている音楽に合わせて歩めばいい。
    他人の歩調に合わせようとするからつまずく」
    という言葉がある。
    自分の内に響く音楽・リズムに耳を傾けなければ流されて歩むばかりだ。

    そのためには、やはり孤独になって、自然と自分と向き合い対話しながら、生きることの「本質」を常に意識しないと出来ないのだろう。
    「孤独には力がある。」
    とある通りだ。

    自然の中で一人になって、自分の音楽・リズムを聴く生き方をしていきたい。

    また「朝、自分の人生を生きるために起きる」とソローは言う。素晴らしい言葉だ。人生は自分のもの。
    毎日の始まりをそのような意識で始めたら、本当に素晴らしいと思う。

    本質を思い出させてくれる一冊。
    サラッと読めておすすめ。

  • ソローの言葉が、短くまとめられている。
    ゆえに読みやすいが、断片的な側面しか捉えられないようにも思う。
    もっと大きな文脈の中で読んでこその内容ではないか。

    けれど、その中で気に入ったものをいくつか。

    3.自分のリズムで歩くことが大切なのだ。
     他人の歩調に合わせようとするから
     つまずく。(p20)

    5.「みんな」という言葉に
     まどわされてはならない。
     「みんな」はどこにも存在しないし、
     「みんな」は決して何もしてくれない。(p24)

    53.春という季節は、
      すべてを一度許すために巡ってくる。(p122)

    83.仕事のために目覚めた一日からは、
      得るものは多くない。
      朝、自分の人生を始めるために起きる。(p192)

    87.自分が糾弾している悪に
      手を貸していないか、じゅうぶん警戒する。(p200)

  • 時折パラパラと見返そうと思いました。あっさりとした感じがしました。

  • [ 内容 ]
    孤独を愉しむ方法、人間らしく生きる方法、シンプルに暮らす大切さについて、150年前、アメリカの森の中の湖の畔で、小屋を建てて自給自給の生活をしながら遺した思索家の言葉を、わかりやすくいまに生きる人に向けて編集しました。
    ガンジー、キング牧師を動かし、環境保護運動のバイブルともなり、世界を変革した言葉は「森の生活者」の孤独な時間から生まれました。
    心豊かに生きる秘訣がこの本には書かれています。

    [ 目次 ]
    1 孤独が一番の贅沢(とびきり上等な孤独になれる時間を一日一回持つ。;孤独は、最もつきあいやすい友達である。それなのに、孤独はたいてい嫌われる。自分の孤独に手を差しのべよう。 ほか)
    2 簡素に生きる大切さ(風向きが定まらないこの世で生き抜く方法が一つある。すべてを簡素にしておくことだ。;生きるのに本当に必要な食べものは無理せずとも手に入る。しかし必要以上を求めると飢えに苦しむ。 ほか)
    3 心を豊かにする働き方(生活費を稼ぐために、起きている時間のほとんどを労働に費やすのは、明らかに失敗だ。;機械のように働かない。人間らしく生きるために。 ほか)
    4 持たない喜び(人間は自分がつくった道具の道具になってしまった。;隣人が持っているからといって、家を買う必要はない。 ほか)
    5 自然の教え(湖は人生よりはるかに美しく、人間性よりはるかに透明である。;自然の中で暮らせるというのは利益なのである。その利益は万人にひらかれている。 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 無数の命が犠牲になっても,自然は余裕だ。
    この言葉が一番響いた。
    宇宙的スケールの前に,命ははかなく,一瞬である。
    大きなものをみよ,恐れよ。畏れよ。
    そうだ,山に行こう。海に行こう。人工音を遮ろう。

  • 買う前に手に取り数ページ見た時はどのページも、示唆に溢れている様に思えたが、実際に読んでみると「そうは言っても、なかなか現実的ではないな」と思う部分が多くあまり心に入ってこない。シンプルな生活を心掛けると言う点では共感。もっと違ったタイミングで読めばもっと心に入ったかな。

    【学】
    余分な富で買えるのは、余分なものだけだ。魂にとって必要なものを買うのに、金銭は必要ない。

    野性味とはどう育めば良いものか?

    森を歩く

  • 森の哲学者、ソローの格言集。旅の本屋「のまど」さんで見つけました。「自分に必要な生活」とは何か、簡素で質の高い日々とは何か。それはつまり私の価値は何か、ということだと思う。心にひっかかっているのは、「野性」とは何か、ということ。本の中では「機械的な人間社会」の対語のように思える。自然対人間という枠組みのなかで、人間がコントロールできないもの。それは死や破壊の匂いを包含する。でも実は、本の中でも囁かれているように、人間も宇宙なのだ。

  • 深く、意味のあるフレーズが多い。豊かに生きるためヒントになりそうです。日々読み返してみたい一冊。

  • 森の中で生活するほど極端な生き方はできそうにないが、簡素にしていれば自由で楽にしていられるのは何と無くわからんではない。

  • とても為になる本でした、今まで私は多くの物を持つことが幸せだと考えていましたが、この本を読み考えが変わりました。

  • 極端過ぎるかもしれないけど、正しいような気もする。最後まで読むのが楽しみ

  • 落ち着けとこの本から言われた。

  • 森で生活していたっていう昔のアメリカ人の、生き方指南本。

    まず実践できないことが多すぎる。その言い訳も彼にとってはだめなんだろうけど。
    あまり参考にならない。

  • 難しい言葉はひとつもないけれど、さっと読んでしまうと、何を言わんとしているのか???。で、もう一度戻って読んで、「あっそういう意味か!」とやっとわかりました。
    極論のように思ってしまうところもありますが、私の生活→あわただしく人にまみれて1日が終わり、ストレス発散とばかりに人と楽しい計画をたて、一年が終わるのって早いねぇなんて呑気に言って新年を迎える、この繰り返し。ダメです。怖いことです。
    一人の時間(考える時間)の大切は痛いほど伝わりました。

  • 森の生活のエッセンスを取り出した本。エコでLOHASな感じがいい。現代の生活でも無理なく取り入れたいと感じる。

  • 共感多数(*´ー`*)
    朝早く起きたくなりました。

  • すごく読みやすくて好きな本です。
    いっぱい共感できて・・・♪
    あっ!こんな考え方もあるんだとか
    スッと入ってきました。
    肩の力が抜けていい意味で楽になりました。

  • 何回読んでも新たな発見がある。

  • 森とともに暮らした筆者の生き方を書いた本。素直に共感できた。ちょっと違うかもしれないけど、タオと同じことをいっているな〜、と感じた。

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