旧約聖書 (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781604718

作品紹介・あらすじ

「光あれ」神の一言で世界ははじまった。天地創造ののち、神は男女一組の人間を造り上げた。月日は流れ繁栄を極めた人間は次第に神の栄光を忘れ、傲慢になっていく。そして神はついに人間を滅すことを決意する。世界でもっとも多くの人に愛され続み継がれている宗教書・歴史書を漫画化。『新約聖書』と併せてお読みください。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画で分かりやすく読むという目的に特化した内容。
    聖書の物語自体は興味深く、知らない話も多く楽しく読めたが、もう少し絵に力が入っていたら更に世界観に入り込めたように思う。

  • ほどよくまとまっていて、ありがたい。不満があるとすれば、新約聖書との境目が分かりづらいので、イエスの話は載せなくてよかったのでは。

  • 旧約聖書の有名なエピソードをさらっと読むことができる。

    天地創造とかノアの方舟、モーセとかは知っていたが、
    それ以外は殆ど知らない話。勉強になる。

  • ガザでの紛争をきっかけに歴史のお勉強。

  • 聖書物語の面白さを改めて実感。
    登場人物が多すぎる…!

  • 2022.11.27読了

  • 2022/10/17
    創世記。6日で世界を作り、最後に自分を象って人を作り安息された
    失楽園(アダムとイブ)イブはアダムの肋骨から作られ、蛇に騙されてアダムに知恵の実を食べさせたため、エデンの園から追放された
    カインとアベル。神への捧げ物で評価されなかった兄で農耕民のカインは、弟で狩猟民のアベルを殺す
    ノアの方舟。世界は海となり神の言うとおり方舟を作ったノアと彼が連れた動物だけが生き残った神は人間に動物を委ね、生めよ、増えよ、満ちよと伝え、二度と洪水は起こらないと誓い、虹を契約の証とした
    バベルの塔。洪水をやり過ごせる塔を作ろうと驕り高ぶった人間の言葉を分けて混乱を引き起こした
    アブラハム。カナンの地で生まれ、異教は人間が作り出した偶像にすぎず世界を作った神は一人で目には見えないと主張した。彼はカナンの地とエジプトを旅して、神からカナンの地を与えられた。甥のロトはソドムとゴモラにいたが、人々が乱れた生活をしていたため天から硫黄が降り街は滅び、戒めを破って振り向いた妻は塩の像となった。100歳で神からイサクを授かったアブラハムは神のお告げでイサクを犠牲にしようとしたが、直前で神の使者が止めて、神のみ心を信じたイサクの子孫は繁栄して全世界の栄光が約束された。
    ★いかなる不合理すらも神の意志と強弁できるようになる逸話
    イサクがエサウとヤコブを生み、ヤコブはエサウから長子の権利を奪った。ヤコブはヨセフを生み、ヨセフは兄弟に騙されてエジプトに奴隷として売られるが、夢の解釈で総理大臣にまで出世する。神の意志もあり、ヤコブもエジプトに行く
    モーセの頃にはイスラエル人はエジプトで迫害されるようになる。モーセは捨てられ女王に拾われて育てられるが、ある日イスラエル人であることを知り、同胞を迫害するエジプト人を殺してしまう。しかし、同胞からもその罪をなじられ郊外へ逃げる。燃える柴で乳と蜜が流れる約束された地であるカナンに戻る託宣を受けたモーセは王にイスラエル人の解放を要求する。旱魃、蝗害、月食といった異常気象と、過ぎ越しでエジプト人の子供が疫病で死んだことを見て恐れをなした王は家畜とともにイスラエル人が移住することを認める。カナンの地までの度では海を割り、山で十戒を得る。しかしモーセの不在時に偶像が作られたり、水を与えなくてはいけなくなったり苦難は続いた。モーセは約束の地には入らず死亡した。
    モーセの跡を継いだヨシュアによってカナンへの侵入は成功した。その後は士師の時代となり群雄割拠が続く
    宗教者サムエルがサウルを初代の王とした。最初ダビデはサウルに従いペリシテのゴリアテを倒す。サウルに警戒されたダビデは逃亡し、ペリシテへ逃れる。ペリシテと戦ったサウルは戦死し、カナンに戻ったダビデは王を継ぐ。ダビデはエルサレムを陥落させ首都とした
    ダビデの子ソロモンの代で統一イスラエル王国の栄華は絶頂を極める。しかしソロモンは異教徒を妻として、神との約束より、王と民の約束を優先してしまう。そのためソロモン亡き後、王国は2つに別れ、北はアッシリアに、南はバビロンに滅ぼされてバビロン捕囚となる。
    バビロン捕囚の間に旧約聖書が成立し、いつかソロモンの血を引くメシアが生まれるという信仰が生まれた。
    ★聖別や異教を信じ堕落したものに対する徹底的な災厄が描かれ、選民思想を持ち寛容を美徳としない価値観

  • おおまかな内容が知れたらいいという人向け。

  • 子どもの本棚より拝借。
    馴染みにくい名前も親しめる。
    漫画とダイジェスト版の魅力。

  • 読み物として非常に面白かった。

    『旧約聖書とはそれまでの歴史の中でイスラエルの民と神との間で交わされた約束によって救世主が誕生するに至るまでを綴った物語でもあるのです』

    高校生の時に読んでおきたかった。。。
    なんだかんだ指導者達は神に従いつつも、常に忠誠を誓っていたわけではなく、
    神を裏切る→神の怒りを買う→反省する→許してもらう(国の繁栄)
    …のサイクルを踏んでいるように感じた。
    「主は偉大な神であり妬みの神でもある」というセリフも繰り返し出てきたが、しっかりとした理解はできなかったので調べようと思う。

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