- Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781605234
作品紹介・あらすじ
紀元前58年、ローマの平定を目指すカエサルは、属州総督の任務にふさわしい地をガリア地方と決める。しかし、ガリアでは数百におよぶ部族が乱立し、原住民たちは常にゲルマニアの脅威にさらされていた-。未開の地へと挑む英雄カエサルの偉業がいきいきと綴られ、古典最高峰とも謳われる軍事記録書を漫画化。
感想・レビュー・書評
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共和制ローマからローマ帝国を樹立するまでのシーザー軌跡を書いたもの。ガリアを平定するまでの大まかな流れをわかりやすく記載している。リーダー哲学書として知られてるけど、この本では力不足かも。文庫本に抵抗ある方にはGOOD。
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現代の英仏独伊を理解する上でも十分役立つ書籍だと思いながら読んだ。ローマは1日してならずだがヨーロッパも一日にしてならずである◎カエサルと言う類稀な存在により生み出されたローマの姿は国というものの持つ病を的確に提示していると思えるが、同時に人間と言う存在のバカバカしさがより思い知らされた作品でもあったwローマ
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さらっと読めるのはいいけれど、前提知識がないとよく分からないかもしれません
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まんがで読破を読破するシリーズ。
世界史がよく分かっていないので、カエサルって皇帝だったんじゃないの?って思ったけど、その前にガリア総督として未開の地を平定していく様を描いた軍事記録書なんですね。
ローマが世の中の中心だから、フランスもイギリスも野蛮の地として描かれる。
最後、ルビコン川を渡るところで物語はおしまい。でも、「賽は投げられた」って有名なセリフの知識ががここでつながる。ローマ史も勉強しないとな。 -
カエサルがガリア地方(ローマの属州地域)の総督に任命され、その地域に暮らす各部族を平定していきながら、政治的腐敗が進む本国の元老院とも政治的駆け引きを繰り広げつつ、最終的には任期が終了して敵対する元老院勢力の画策で逮捕されそうになるんだけど、そこでクーデターを決意してルビコン川を渡る(「犀は投げられた」)ところまでがマンガでわかる。とりあえず予備知識がついたので、今度はちゃんと翻訳版を読んでみたい。このあたりの時代のことももっといろいろ勉強してみたい。
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講談社の「ガリア戦記」を読んでから、このマンガを読みましたけど人物の表情がある分、分かりやすかったです。カエサルの母がこの遠征中に亡くなっていたんですね。
本の方では触れられておらず、このマンガの方にこのエピソードが載っていた事が面白いと思いました。 -
レビュー省略
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これが「賽は投げられた」結果、ルビコン川を渡ることになった記録か。
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「まんがで読破」シリーズがわりと好きで、たまに読んでいます。
今回も、新たな発見があって良かったです。まず、「ガリア戦記」の作者がユリウス・シーザーだという事から知りました。 -
お手軽に名作を読破しましょうシリーズ。
世界史で学んだ諸々も、こういう風に描かれると面白いなあ