なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアル

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著者 : 前川つかさ
  • イースト・プレス (2011年9月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781606477

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なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアルの感想・レビュー・書評

  • 学生時代に毎週楽しみにしていた『週刊モーニング』で連載されていた『大東京ビンボー生活マニュアル』。大好きな作品で単行本も全巻所有していました。1987~1989年に連載されていたようなので、僕が15~17歳、中学生・高校生の時ですね。大学生になったら作品同様の下宿でのビンボー生活を送るんだと想像しながら読んでいました。当時の『週刊モーニング』では『課長島耕作』も連載されていて24時間戦えちゃう的な非日常感も好きでしたが、僕は『大東京ビンボー生活マニュアル』のたっぷりな日常感が心地よく大好きでした。その感覚は今も同様かも。

  • 大学時代友人がとにかくお勧めしていました。なかなか古書店探しても見つからなかったのですが、最近このバージョンを見つけてようやく全部読むことが出来ました。

    コースケは豊かな人間ですよ。豊かじゃないですか。お金はないかもしれないが、側には必ず人がいるし、たまにだけれどそれがまた丁度良いくらいには、仕事だってある。隣の理系の学生が、大家さんが、寺の住職が、喫茶店のマスターがいて、そして何より、「カノジョ」ひろ子さんがいます。読書もそうですが音楽や映画にも親しんでいて、非常に文化的な生活をしていますし。

    正直、2000年代後半から学生生活をやってた私や同世代くらいにはあまり実感も共感も持てない世界の話です。ただ、懐かしい、というか、ビンボーに優しい古き良き日本、という感じはあります。勧めてくれた大学時代の友人も同世代なんですが、勧めてくれた理由は何だったかな? 「ビンボーを悲観的でなく、とても楽しんでいる」「こういう日常が堪らなく好き」だという趣旨の話は覚えています。私も同感です。

    まぁ、そう言っても自分達にはその体験がないのには変わりなかったりするのですが。最初と最後の2011年版書き下ろしは、何と申しましょう、もはや別の漫画という感じがして、がっかりと言うと言い過ぎですが、非常に切ない気分になりました。
    2011年版では、マサ坊も初代隣の学生も出世して変わった中、相変わらずコースケだけは時間が止まったまま平和荘にいます。それを象徴するかのように、後ろが高層ビルなのに平和荘も変わっていません。作者の絵柄も変わってます。作者も時代を経て変わったんですよ。二代目の隣人も現代風の茶髪の若者です。
    だから「大東京ビンボー生活マニュアル」は、ひょっとしたらもう今の前川さんには、描けなくなってる漫画なのかな、と思ったんです。そしてそれは、時代のせい、というのが大きい気がする。そう思うと切ない。

  • なんとなく手にとって読むのがいい、と思う。

  • まさに「なにもないシアワセ」です。バブル真っ盛りの当時に出された作品ということで、人間の本質はかわらないなぁとつくづく、しみじみと思う、大好きな漫画です。

    ホロ酔いの主人公コースケが彼女の自転車の後ろに乗せてもらって二人乗りで帰る、あのシーン大好きなんです。コースケのシアワセがほかほか伝わってきて心があったかくなります。

    彼女もよくできた人で、二人で飲んでいて、お店が混んで来たら「もう帰りましょ」と気遣いしていました。そんなやわらかいやさしさ大事ですよね。見習います。

  • 懐かしい!いつ読んだんだろう?当時からこの漫画好きだったなぁ。
    特別なことが起こるワケでもなく、ドキドキする展開も無いけど読むとほんわかする。読んでいるときよりも読んだ後に残る温かさが心地よい作品。そこは変わっていなかった。でも、書き下ろしの部分については画風がまるっきり変わっており、びっくり。これはいかがなものだろうか?

  • きっとまだ日本が右肩上がりにある頃。
    貧乏を貧乏として抜け出したいものと躍起にやっていた頃。
    その貧しさを単なる物理的な貧しさとだけ捉えず、豊かに暮らすことができていた人の物語。

    人ができてないためか。
    本当に描かれているような心持ちだけであったとは思えないが。
    それでも美しく読める。

  • 自分自身の学生時代を思い出して懐かしい気持ちになりました。

  • 自分の学生時代とぴたり、シンクロ。
    当時の学生は、多かれ少なかれ、この漫画の要素を持っていたように思える。今の学生はどうなんだろう。
    今見ても、出てくる食べ物がどれもうまそう。

  • 大学生のときに愛読したマンガの復刻版。貧乏だった大学時代を懐かしく思い出す。
    前川氏は他に「票田のトラクター」という議員秘書のマンガの画も描いているが、同マンガの主人公のモデルは小沢一郎の秘書○橋○○と言われている。当時この人オーラがすごかったです。。

  • 懐かしい!多分昔読んでいたのは20年くらい前です。ビンボーと言いながらも穏やかで豊かに暮らすコースケさんの生活は自分のあこがれでした。現在このような生活をしたらニートと呼ばれるのでしょうが当時は社会にも人の心にも余裕があったのでしょうね。

  • 2011年のコースケが見られたらのはよかったけど…昔のほんわかした絵柄とは違うなぁ…サイズ的にも文庫版の方が好みかな。

  • 作者のタッチが変わっていて、コースケさんがちょっと微妙な感じでしたが…。

  • ついつい衝動買い。
    文庫化されてものは今でもたまに読み返す。
    ちょっとしたエッセイ漫画として傑作だよなあ。

    この著者ベストセレクションは新作も入っているが、コースケのその後がわかる(2011年現在)。期待どおり、そのまま 苦笑。

    絵柄がじゃっかん変化しているのは、しょうがないかな。。

    まあ、楽しめた。

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