マスタード・チョコレート

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著者 : 冬川智子
  • イースト・プレス (2012年4月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781607306

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マスタード・チョコレートの感想・レビュー・書評

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  • 2012年発表。


    イジメに遭った経験から
    人とかかわることが苦手で、
    いつも孤独感を抱える高校生の
    つぐみ・りんこは、
    美術学校なら
    人と話せなくとも何とかなるだろうと
    美術予備校へ入学。

    愛想がなく
    淡々と絵を描くちょっと変わった女の子が
    様々な人たちと出会い恋を知り、
    少しずつ少しずつ変わっていくストーリー。



    いやぁ〜大傑作!!


    携帯漫画が元なので
    縦長の長方形のコマ割りが独特だし、

    インパクト抜群で妙に心に残る、
    簡素にして簡潔で
    分かりやすい構図と優しい絵柄。

    これほど愛しくて
    抱き締めたくなるような漫画は
    近年なかった気がします。



    一人でお昼を食べ
    寝たフリをし、
    クラスの中で空気になりきるつぐみ。


    だけど、つぐみのいいところは
    悲壮感などどこ吹く風で、

    下手に媚びて慣れ合ったり
    メソメソ凹んだりはしないとこ。


    股をおっぴろげて
    絵を描いたり(笑)

    授業中誉められているのに
    堂々と寝ていたり、

    歯でガジガジかじったような
    不格好な鉛筆を使っていたり。

    そんな彼女を
    何故だか気になって仕方ない
    若くてイケメンの矢口先生。

    だけども
    愛されることを知らないつぐみは
    わざと嫌われるようなことを言っちゃたりするんですよね〜(泣)(T_T)


    また矢口先生の悪友の
    チャラい教師仲間や、

    好きな音楽繋がりから
    初めて男友達となった
    世捨て人の学生・浅野くん、

    お馬鹿なギャルだけど
    凛としたつぐみに憧れる
    マリという女の子など、

    暖かいサブキャラがまた
    いい味わいなのです(^O^)



    自分が一番惹かれたのは
    初めてつぐみが笑うシーンと、

    音楽ライターは
    誰も評価しないアルバムを
    つぐみは
    最高のアルバムだと思って
    愛しそうに聴きいるシーン。


    流行りに流されず
    自分の好きをちゃんと持って大事にする姿勢に
    胸がきゅい〜んとなる♪


    自分の好きなバンドのCDジャケットをデザインするために
    大学に入って頑張ろうと決意するつぐみ。


    果たして彼女の受験は?

    恋の行方は?



    自分が好きになれず
    アイデンティティに悩む
    すべての人に読んで欲しい、

    暖かでクスリと笑えて
    少し切ない、
    まったく新しい形態の漫画です(^_^)v


    なお、ソニー・デジタルの携帯サイト
    「ヒトコト」で
    最新作の
    『あんずのど飴』が
    読めますよ♪

  • 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!のもこっちと紙一重。
    唯一違うのはもこっちは「暗くて孤独」だけど津組倫子さんは「無口で孤独」

    美大を目指して塾と学校を掛け持ちして一生懸命頑張る様子を描いた恋愛漫画。
    そう、こいずみまり先生の「ジンクホワイト」っていう作品と基本は同じ。
    同じだけどこちらの方が登場人物の喜怒哀楽がストレートに伝わってきて読みやすい。

    登場人物は倫子、マリ、美桜、真吾、浅野君、矢口先生の6人しかおらず
    元々携帯コミックなのでコマ割りも全て同じサイズの長方形だし
    キャラクター造形もシンプルの極みなのに読み応え抜群ったらありゃしない。
    漫画は作画じゃない、シナリオだ。と再認識させられる作品でした。

    美桜ちゃんが凄くいいのだわ。
    この子がいなかったら倫子の学校生活は確実に破綻していたね。友達って大事。

  • 人との付き合いが苦手な女子高生。予備校に通い美大に通い、世界が広がる。たまたま、最初に仲良くなった子が原因で孤独になって、予備校や大学では友人に恵まれたっていう印象。受け身なだけな主人公で全く魅力を感じず…。

  • こころがじんわり温かくなるお話です。もともとは携帯マンガだったということで、コマ割りが全て同じ大きさで独特ですが、それもある意味世界観の一つのように感じます。

  • よかった。泣けた。
    出来ることなら10代の自分に読ませてみたかったな…。

  • なんか、じわじわこみ上げてくる。

  • おもしろかったー!
    いい漫画。

  • こんなにすばらしい作品だったとは!読まず嫌いだった。
    こういう成長ストーリーは良いなあ。あとやっぱり、わたしは失恋モノがすきらしい。

  • 文化庁メディア芸術祭の新人賞受賞作。
    絵柄がエッセイ漫画系のゆる下手な感じなのであまり期待せずに読んだんですが、一本の静かな邦画観たみたいな爽やかな読後でした。

  • 高校の時に読みたかった!!

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マスタード・チョコレートの作品紹介

第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作、待望の書籍化!

人とかかわることが苦手で、いつも孤独感を抱える高校生、つぐみ。
そんな彼女の世界が、美術予備校へ入学してから、ほんの少しずつ変わり始める。
――不器用な心の動きを繊細に描く、少女の恋と成長の物語。

ケータイコミックとして週刊連載され、大好評を博した本作。
手探りで他人との関係を築いていく主人公の姿が共感を呼び、連載中から書籍化を熱望する声が続出。
ゆっくりと進んでいくストーリーと、心の琴線に触れる数々の描写により、なんども読み返したくなる作品。

連載時の最終話に加筆し、番外編を収録。

マスタード・チョコレートに関連するサイト

マスタード・チョコレートのKindle版

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