幽谷町の気まぐれな雷獣 (レガロシリーズ) (Regalo)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 67
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781608013

感想・レビュー・書評

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  • 真面目な委員長とイケメン幼馴染の青春あやかしもの。
    青春の描写がほんとツボ、学生の頃の風景が次々に浮かびます。
    等身大の男子高校生にきゅんきゅんしたい、田舎の空気感が好きな人におすすめ。

  • 最近疎遠な男の幼なじみ。同級生だけど口も利かない日々だったのに、彼の「ある姿」を見てしまって……。(あ、えろくないっす(笑))「Tiny Garden」の森崎緩さんの描き下ろし作品。少女小説読みにはおすすめな……って、最近少女小説に現代ものってほぼないんですけど、とても面白かった。大地きゅんの絶望的な表情が好きだ(笑)。そしてこれをはたで見ている人たちが、かわいそーだ。

  • 殺人事件読みすぎて疲れたので、ほんわかかわいいお話を読みたいなーと思い、以前から気になっていた森崎さんのこちらをチョイス。
    案の定、によによにやなやしながら読みました(笑)
    いや、もうかわいい!かわいいんですけどー!!
    幼馴染で真面目女子にイケメン男子!身長差とかツンデレとかヤキモチ焼きとか、もうキュンポイントがぱんぱんでたまらんかったです(笑)

    以下ネタバレ。

    いやいや、大地くんのかなりストレートすぎる愛情に気づかない萩子ちゃんに「にぶちゃんだなーもぅっ」とか思ってたんですが……え?クライマックス、雷獣大地くんに萩子ちゃんが叫んだアレは告白と受けとってもいいんですよねーって思ってたら、ラストの二人見てたら……もしかしてお互い恋だの愛だのはまだ早い感じのお子ちゃま……なのか?(笑)
    いやいや、でも化学同好会組には完全にカップル認定されてるし、付き合ってる、のか?
    結局は小学生時代のケンカ?の仲直りっていう収まり方……なのかな。
    いやいや、いやいやいや!アレはどー考えてもカレカノでしょう!


    まぁ、何が言いたいかっていうと、私も大地くんみたいな幼馴染が欲しかったなーってことで(笑)
    今風でチャラそうなのに、休みの日はお家のお手伝いするとかどれだけいい子なの。

    あ、上渡さんも好きです。もっと萩子ちゃんと接近して大地くんをヤキモキさせてほしい(笑)

    続編が出ているみたいなので、ぜひ買わなければ!

  • 幼なじみという設定につられて読みましたが当たりでした。恋愛にまで至っていないふたりが可愛かった。

  • 好みのイケメンに萌え震えた……!
    こういう幼馴染鉄板で、素直になれないツンデレイケメンは大好物です。

  • 小さい頃は大の仲良しだったのに、あるきっかけで疎遠になってしまった異性の幼馴染同士が絆を取り戻していくというお話。もともと幼馴染ものって好きなんですが、久々にストライクでした!
    妖怪ものという非現実的な設定に対して、二人の距離がだんだん近づいていく描写がリアルで読みやすいし、大地の萩子に対する言動が、幼馴染の独占欲なのか恋愛感情からくるのか微妙なところもじれったくてにやにやしてしまいました笑 それを温かく見守るポジションの同好会メンバーもいい子たちばっかりで癒されます。
    続編も出るそうなので、今から楽しみですv
     

  • 主人公二人、すっげぇ可愛いです。久々にこんな可愛い話読んだ。
    なんか読む前に抱いてたラノベラノベしたイメージはあまり感じなくて、むしろいい意味でシンプルというか、地味というか、そんなお話でした。すれ違いから長い間疎遠になってた思春期の男の子と女の子が、また距離を縮めていくお話。かわええ・・・部活の先輩後輩も可愛いよ。
    いい意味で期待を裏切られました。続きが出たらぜひ読みたいです。

  • おーもしろかったー!!!
    妖怪ものだけど、その実はあくまでほのぼの恋愛未満。
    とてもほっこりしました。萩子ちゃんも大地君もかわいいなぁ。

    まだまだ、ようやく二人の関係ははじまったばかり。
    化学同好会の三人との関係もはじまったばかり。
    ということで、是非ともシリーズ化してもらいたい!ねぇ、編集さん?
    いくらでも新しい展開が考えられそうでわくわくします。

    次回は栄永ちゃんがもっと活躍したらいいなぁとか、思いますよ!
    化ける能力を発揮して潜入調査とかね。
    とにかく、大満足。

著者プロフィール

北海道函館市出身。
2010年『懸想する殿下の溜息』(イースト・プレス)でデビュー。2018年『総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?(受賞時タイトル:ランチからディナーまで六年)』(宝島社)と『隣の席の佐藤さん』(一二三書房)で第6回ネット小説大賞を受賞。他の著書に『総務課の渋澤君のお弁当 ひとくち召し上がれ』(宝島社)など。

「2022年 『小料理屋の播上君のお弁当 皆さま召し上がれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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