まんげつのこどもたち (こどもプレス)

著者 :
  • イースト・プレス
3.10
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本棚登録 : 76
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781609157

作品紹介・あらすじ

まんげつのよるがきた。さあ、しゅっぱつしよう。満月が妖しく輝く夜、そっと家を出るこどもたち。その行く先に、何が待っているのでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 〝満月の夜がきた。さぁ、出発しよう...よい子はぐっすり、寝ている時間...夜の空気は、ひんやりしていて気持ちいい。連れってあげるから...どこへ?!・・・〟満月が妖しく輝く夜、木馬を曳いて、家をそっと出て行く子ども。 幻想の世界に遊び戯れる子どもたちの不気味なあどけなさ。妖しさ充満<軽部武宏>サンの夜の絵本。

  • 『ちょうつがい』の印象が強すぎて絵が怖く感じてしまう。

  • 装幀/羽島一希

  • 子ども達が満月の夜に集まってりんごを食べてしまう話なのだが、集まるまでりんごをもぎ取る姿がそこはかとなく不気味に描かれている。一読目は最後のページの意味が分からなかったが、次にじっくりと見ると最初と最後で対比させているのだと分かった。

  • 読んでいる内は、絵が絵だけに結構不気味。
    でも、赤い実が林檎とわかり、最初と最後のページのオチで笑える。
    次の満月の夜には、どこに集まってどんないたずらをするのかしらと、わくわくしてくる。

  • 1歳6か月

    何となく借りてみた本。表紙の月にひかれて。
    何となく怖いような絵。初めての作者。
    まんげつの夜にこどもたちがおもちゃと一緒にあつまり、りんごを食べる。朝には、リンゴの木からは全部なくなっている。
    怖いような絵だが、それがいいのか暗い背景に光って見えるこどもがいいのか、何度か気に入って読んでいた。
    たぬきの腕時計がお気に入り。いろんな細かいところに気が付くなぁと。

  • 満月の夜の中の赤い果実が特徴的‼︎

  • 「この夜を、私たちは待っていた」
    大人達は知らない、
    満月の夜の密やかな愉しみ

    闇の絵の名手、軽部武宏の新境地!

    帯の文が秀逸ですね。
    妖しくて愛らしい“闇の絵”という表現がすごく合っています!

  • 絵がとってもユニーク

  • ≪県立図書館≫

    絵に見入っていってしまう。
    満月の夜、子どもだけの時間。
    おじさん、残念だったね。

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著者プロフィール

東京都出身。『のっぺらぼう』(ポプラ社)で第16回日本絵本賞および読者賞、『ばけバケツ』(小峰書店)で第23回日本絵本賞受賞。絵本に『ちょうつがいきいきい』(岩崎書店)など多数。

「2021年 『ねじれた時間のキョーフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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