短編連愛

  • 34人登録
  • 3.56評価
    • (3)
    • (0)
    • (5)
    • (1)
    • (0)
  • 3レビュー
  • イースト・プレス (2013年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781609492

短編連愛の感想・レビュー・書評

  • 作者は男性でしょうか?登場する女子キャラクターのほとんどが爽やかすぎて、現実味がなくファンタジーだなぁと感じました。
    でも漫画くらいはドロドロじゃなくて、爽やかな作品を読みたいので、このくらいの子ども向け少女マンガ的な展開の方が好きです。

  • 久しぶりに効いた恋愛漫画
    斜め下から抉りこむような角度のショートアッパーに、脇腹を殴られたときのように、芯にジワジワと時間をかけて染み込んでくる
    読み終えて抱いた感覚がそれ
    ハッキリ言うと、一話のインパクトは弱い
    だが、『短編連愛』一冊分となると、相当。これを書いている現在で、私の中の恋愛ジャンルの漫画の中でも五指に入る、読了後の印象の強さか
    どこにでもある、だから、尊い、そんな陳腐な感想を私に抱かせる、ファンタジー色もバトル色も皆無の、本当に身近な恋愛模様に、淡いスポットライトを当て、優しく、お節介に、過度なアドバイスをせずに、見守っている。そう言う意味では、作中に登場するプリンさんは、この漫画そのものか?
    のっぺりとした感のある画が、緩やかに前に進んでいくストーリーを裏側からガッツリ支えているようにも思えた。これで鮮やかなタッチだったら、同じストーリー運びでも、読み手を疲れさせてしまっていた、と思う
    いい意味で現実的、だからか、お決まりのハッピーエンドばかり並べていないってのも、好印象。終わりの一面もあるからこそ恋なんだ、そんな、ちょっと頬を赤らめたくなるクサい考えまで浮かばせる
    画、ストーリー、キャラはどれもこれも突出していないけれど、だからこそ、バランスよく纏まりを見せていて、漫画として成立を果たしている、そう確信できる完成度の高さ
    今、幸せの絶頂の人にも、「好き」って感情に振り回されてしまっている人にも、読んで、一度、落ち着きを取り戻して欲しくなる一冊
    個人的に一推しの短編は、“圭太”シリーズ。一目惚れって落雷だw

  •  表紙が面白そうだったので購入。オムニバスというほどかっちりオムニバスではないけれど、それぞれの向き合い方を描いた短篇集。

     向き合い方。今作品は恋愛を絡めてきていますが、恋愛が主軸ではなく自分が大切だと思っているものに対してどう向き合うかがテーマだったと思います。好きなものを追いかける、それを追いかけた後どうするか、追いかけるのに疲れてること、追いかけてるものがなくなることもある。それぞれの主人公がそういったものとどう向き合っているかがよく描かれていました。ただチャプター1の主人公であるなつの話はちょっと違和感を覚えました。自分が思った心を消すという表現が僕自身あまり好きではないのもありますが、どんな気持ちでもなかったことにしてしまうのは卑怯な気がするからちょっと消しゴムという言葉はどうかなと思いました。

     オムニバスにしては少しチャプター1が多すぎた感もありますし、もう少し下北沢という特殊な街を表現出来た感も否めません。色んな意味でもっと煮詰めたほうが面白そうな作品だと思いました。

全3件中 1 - 3件を表示
ツイートする