仁義なき嫁 (アズ・ノベルズ) (AZ NOVELS)

著者 : 高月紅葉

• イースト・プレス (2013年3月30日発売)

作品紹介・あらすじ

組長が倒れ、存続の危機に陥ったこおろぎ組。たった一人残った構成員、佐和紀は組のため、人身御供として大滝組若頭補佐・岩下周平のもとへ嫁ぐことに…。佐和紀は大変な美貌だが、『こおろぎ組の狂犬』の異名をとるほどの凶暴な青年。一方の周平は、男も女も知り尽くした色事師。そんな二人の初夜は、周平の心ない一言で散々な結果に。アニキ分の若頭夫婦、舎弟たちも巻き込んでのてんやわんやの嫁入り騒動。

感想・レビュー・書評

[いいさんの感想 · 2021年2月13日]

想像より周平はヤクザたったし、岡崎は下衆な感じ。周平が初夜の時に暴言暴力。その後も寸止めとか意地悪。読み終わっても、まだ何だか許せません。舎弟の3人と京子さんが可愛くて好きだな。

[sakura4459さんの感想 · 2016年7月18日]

若頭補佐×美人狂犬 設定が凄く好みでしたが、狂犬の人物が予想と違った。

[henoheno893さんの感想 · 2016年2月12日]

チンピラヤクザ佐和紀が自分の組であるこおろぎ組存続のために、大滝組若頭補佐・岩下周平にお嫁入り。美形なのに着物の下にラクダ股引履いちゃったり、頓着のない佐和紀結構気に入っています。二人は結婚式で初顔合わせでそのまま初夜～なのですが。周平もひどいけど、佐和紀も負けてない。その後も寸止めとか・・・。ま、周平が惚れすぎていたのが原因だったみたいです。舎弟の三羽ガラスもどんどん佐和紀贔屓になっていって、おもしろかったです。

[カイルさんの感想 · 2014年7月13日]

(感想）

自分（佐和紀）と組長2人だけの「こおろぎ組」
その組長も病気で倒れ、組の存続が危ぶまれたが何もできない。
そんな時、元「こおろぎ組」構成員で
今は大滝組若頭となった岡崎から1つの提案をされた。
大滝組若頭補佐（周平）の嫁になること…

その嫁になってからのストーリーなんですが
この佐和紀が何とも言えないくらい可愛いのです。
狂犬という異名が付くほどの凶暴な青年なんですが
実は凄く純なんですよ。
なのに今まで組のお金の為にしてきたことと言えば
岡崎を含め大滝組の幹部におさわりさせてお金をもらう。
でも本当にそれ以外何もなくキレイなままの身体。
身体だけじゃなく心も純情なので、
周平のセリフで傷ついたりするのが可哀想で…

周平もさぁ佐和紀が素直になれないのは解ってるんだから
もうちょっと扱いを考えれば済むことなのに…
と、ちょっとムカついた(笑)
でもちゃんと佐和紀を迎えに行って
自分の本心を告白したから良しとしよう！！
（すぐに追いかけなかったのはいただけないけど）
それですぐに素直になるとは思わないけど
その辺はちゃんとフォローして欲しいよね。
やっぱりまだウブなんだからvv

[usamomo21さんの感想 · 2013年8月5日]

いや～！すっごい気に入りました！面白いわ！それにちょっぴり切ないのが良かったですね。 回りの舎弟達も楽しいし久しぶりにテンション上がった一冊でした。 何故こうも周平が動かないのか！ってのにイライラ！ 狂犬の異名を持つ佐和紀のなかなか素直になれない所にジレジレ！ させられましたけれど、それを差し引いてというかそれすらも楽しめるお話でした。

[あんコさんの感想 · 2013年7月30日]

組長が倒れ、存続の危機に陥ったこおろぎ組。
たった一人の構成員、佐和紀は組のため、
人身御供として大滝組若頭補佐・岩下周平のもとへ何故か嫁ぐことに…。
佐和紀は『こおろぎ組の狂犬』と言われるほど凶暴な青年…
だがとっても美人さん。

周平は、男も女も知り尽くした色事師。

愛情とか関係なく結婚した2人だったが………
周りを巻き込んでてんやわんやする話(笑)
サラット読めるBL小説