平安異聞 君ありてこそ (アズ・ノベルズ) (AZ NOVELS)
- イースト・プレス (2013年7月28日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781610320
作品紹介・あらすじ
斎王自害の謎、それに関わる何者かの企みを探るよう今上帝から命じられた図書頭・匡深。希代の秀才でやや厭世的なところのある匡深は、実は時空の狭間を往来し、平素は見えぬ右目で過去と未来を視ることができる『時渡り』の異能者だった。思いがけず帝の実弟・陽仁と共に隠密任務につくことになった匡深だが、自由闊達な陽仁から予期せぬ接近を図られ困惑するはめに。しっとり艶雅な平安幻想異聞の結末は…。
感想・レビュー・書評
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面白い!けど難しい!もう最初がなかなか入り込めないってのがあれでしたけれど、あんまり誰の母親だとか誰と誰が親戚だとかを深く考えずに!って思って読んで見るとお話の設定は【時渡り】だから面白かったですね。 ちょっと想像していた時渡りとは違いましたけれど、気に入りました。 本編ではその能力を使ったのは1回きりでしたけれど、ラストにとってありますから、それまでは、 初心な匡深を翻弄する陽仁にゆっくりと絡め取られていくのが楽しめました。
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