あの頃。 男子かしまし物語

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 130
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781611921

作品紹介・あらすじ

ハロプロへの熱い愛、仲間との出会いと別れ、うまくいかない日々、そしてひとりの友人の壮絶な死。すべての切なさを笑いへと塗り替えて繰り広げられる、比類なき青春叙事詩!"神聖かまってちゃん"マネージャーにして、ミュージックシーン最重要人物による、唯一にして初の自伝的コミックエッセイ、ついに刊行!!

感想・レビュー・書評

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  • 神聖かまってちゃんのマネージャーのかたの昔の話をマンガと文字とで綴った一冊。
    ハロプロにはまってアイドルファンのみんなといろいろと面白いことをしたり、エロいこともなどなど青春物語です。
    最後はしんみりしてしまう最後で、泣いてしまいました。
    イーストプレスの方からいただきました、ありがとうございました。

  • 読書メモ 2023年2月に読んだ本。

  • 映画を観る前にKindleで購入して読了。
    漫画エッセイなので紙の本の方が読みやすいです。

    世代は全く違うのですが、あの頃のモーニングに熱狂したおじさま達を元々面白いなとおもってウォッチングしていたこともあり、自分も現ハロオタということもありで気になっていた作品です。
    なぜ人はアイドルにハマるのか、、ここはもう私よりも有識者(?)の方々が語り尽くしているから何も言うことはないのですが、何が始まりかはさておき推しができると推しに恥じない生き方をしようとするのがオタクなのです。剱さんの人生をかえたハロプロというところはまさにそこかなとかんじました。わかりみが深い

    ただ、厳密にはハロプロがきっかけだっただけでハロプロの話ではないんです。ハロプロがしてくれたわけではなく、結局は自分たちがどうしていったかの話です。なので現代で見るとおやおやと思う内容もありますが、事実だし、それを隠さず(少なくとも剱さんはそれを良しとして世間に発表しているわけではなく、人間性を正しく伝えるためにそのまま書いていると思いました)あの頃。について書かれている事で、読んだ側も自分のあの頃。を懐かしめるような本だなと感じます。

  • 映画のあの頃。を観て、設定がわからなかったので。原作の方が背景説明していてくれて面白い。ただし恋ING熱唱シーンは映像がよかった。

  • 人生って素晴らしいほら誰かと出会ったり恋をしてみたり

  • 松浦亜弥のおかげで一歩を踏み出せた人。どん底の生活でも、気が変になるくらい夢中だったから、毎日楽しい。それでいいんだよな。

  • なんかハロヲタの人って想いと比例してキャラが強いイメージあるけど(あくまで個人の感想です)すごく魅力的な方が多いのも事実で(元を含む)ハロヲタには好きな人がたくさんいる、筆頭は杉作J太郎さん。

    余談:以前フジテレビで放送していた「真夜中」という番組にJさんや豪さんが出た回での指原莉乃さんの本物っぷりに一気に好感度が急上昇した。

    この本は著者の劔さん(後にJさんの男の墓場プロダクション入りする)が所属した関西の「恋愛研究会。」というハロヲタ達のあまりにもバカバカしくあまりにも羨ましい「あの頃。」が描かれている。
    誰しも思い返すとなんとも言えない感じになる大切な「あの頃。」があると思う、そしてそれは永遠に続くような気がしている(もしくはそんな事はそもそも頭にない)が実は微妙なバランスの上に成り立っていて呆気なく崩れ去ってしまう物でもある。
    自分の「あの頃。」を思い出すと…
    あまりにもたくさんの想い出と感情があるけど、なんとか続かせたかったなぁ(無理だけど)と思う。

    映画、今泉監督だから楽しみではあるけど、どうなんだろう?見るけどね!

  • 「屁を食べたらめっちゃ不味い」とリシュウさんの「ソニンが降りてきてないねん」で大爆笑しました。

  • 松坂桃李主演 映画化で注目!
    “神聖かまってちゃん”マネージャー!初の自伝的コミックエッセイ。

  • 道重卒業、ベリロスを超えて迎えた今年のひなフェス。今や、ハロプロは多幸感カンブリア紀と言えるような新しい次元に突入しているように感じます。サイリウムを振る歓び、推しを語る歓びがヲタだけのものではなく、どんどんメジャーなものになっていき、そいて滅菌されていくプロセスに立ち会っているのかも。だって自分のようなジェネレーションも恥ずかしげもなくハロプロにハマっていえるんだから。しかし、どんなにハロプロが芸能としてのメインストリームに近づいていったとしても、その本質がヲタたちの熱く、狂おしく、楽しく、哀しい、暮らしに根ざしていることは不変なのだと思います。男子は自分が、特殊で普遍で弱くて強い存在であることを同じ太陽を見上げる仲間と繋がることで知る。そう、ハロプロは社会の底が割れて自信が持てない男の子たちの太陽。「女子かしまし物語」という輝く星の裏側には「男子かしまし物語」がいつだってあるのです。

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著者プロフィール

劔樹人
1979年、新潟県生まれ。「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベーシスト。 狼の墓場プロ所属。赤羽橋の交差点でハロー!プロジェクトに魂を売り渡し、この地球の平和を本気で願うようになる。著書に『あの頃。 男子かしまし物語』(イースト・プレス)、『高校生のブルース』(太田出版)、『今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』(双葉社)など。『あの頃。』は2021年2月に松坂桃李主演で映画化が決定。

「2020年 『僕らの輝き ハロヲタ人生賛歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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