ザ・サークル 選ばれし者たち

  • 21人登録
  • 4.33評価
    • (1)
    • (2)
    • (0)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
  • イースト・プレス (2014年8月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781612287

ザ・サークル 選ばれし者たちの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ――わたしたち、逃げるわけいにはいかないの、誰も。
    スウェーデンの田舎町エンゲルスフォシュ。退屈なこの町の高校のトイレで、男子生徒の遺体が見つかった。
    その翌日、家庭環境も性格もまったくバラバラな女子生徒6人が集められ、「選ばれし者」だと告げられる。きたるべき邪悪の攻撃から、力を合わせて世界を守る使命があるというのだ。
    少女たちの何人かは実際に特別な力を手に入れていた――念力を使えるようになったり、透明なって誰にも見えなくなったり、他人を思い通りに操ったり。
    しかし、今まで共通点なく過ごしてきた彼女たちは協力することはおろか、分かり合うこともできずにいた。
    邪悪な存在はそんな彼女たちが脅威となる前に一人ずつ殺そうとしていて……。

    大変面白かったです。
    全然バラバラだった少女たちが、仲間を殺されたり、自分たちが襲われることで、少しずつ団結していく展開がすごく良かった。
    しかもただ得体の知れない脅威にされされるだけでなく、それぞれに家庭環境なり人間関係なりに問題を抱えていて、力を得たことでそれを改善しようとした結果失敗したり、今まで話もしなかった仲間に助言を得ることで成長したり…という過程も丁寧に描かれていて一気に読みました。
    600ページ以上の分厚さで、視点がコロコロ変わるため最初は読むのが辛いかもしれませんが、200ページくらい読んだらその後は、先が気になってしょうがなくなります。

    主な視点になっているのは、6人のうちミヌー、ヴァネッサ、アンナ・カーリンの3人。
    ミヌーは真面目な優等生で先生のマックスに片思い、ヴァネッサは美人でカッコイイ彼氏が居るけど親と上手くいっていない、そしてアンナ・カーリンはいじめられっ子で誰とも交流をはかりたかがらないという、この三人だけでも全く関わりがなかったのに、協力して脅威に立ち向かうのがとても面白かった。
    でもみんな協力はするけど友達にも仲良くなったわけでもないっていうこの距離感が斬新。仲の悪いヒーロー戦隊って感じです(笑)
    しかし出てくるキャラみんな怪しくて、誰が味方で誰が敵なのか全然分からなかった…。特に本当の敵は「ええ!? あなただったの!?」って感じで驚かされました。

    これは3部作の1作目になるらしいですが、発売されてからもう2年以上経つのに2巻がまだ出てないなんて…!(涙) ってかこんなに面白いのに日本では話題になってないのが不思議。
    続き出たら絶対買って読むのになぁ。

  • 3部作の1作目で、映画化も進行中ですって。。。

    イースト・プレスのPR
    http://www.eastpress.co.jp/shosai.php?serial=2120

全2件中 1 - 2件を表示

ザ・サークル 選ばれし者たちの作品紹介

スウェーデンの田舎町、エンゲルスフォシュ。退屈なこの町の高校のトイレで、男子生徒、エリアスの遺体が見つかり、自殺と断定された。その翌日、6人の女子生徒が導かれるように集められ、「選ばれし者」であると告げられる。きたるべき邪悪の攻撃から、力を合わせて世界を守る使命があるというのだ。バラバラな6人はしかし、なかなか協力できない。そこへ敵は着実に忍び寄ってきた-。見えない恐怖と戦う彼女たちには、いじめ、複雑な家庭、先生への恋、摂食障害などの生々しい日常がある。命をかけた戦いと今日の恋、明日を忘れるパーティと、本物の魔法…。息をもつかせぬ展開のなか、少女たちが見つけ出した敵は-。スウェーデン発、社会現象を巻き起こしたベストセラー・ファンタジー、『ザ・サークル』は、3部作の1作目。世界28カ国で訳されている。本国では映画の撮影も話題になっている。

ツイートする