- Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781613031
作品紹介・あらすじ
「いらないですよ、普通の友達なんて」
放棄されたキャンピングカーに住む、
少年・ビーンクと 少女・ロサの日常。
WEBメディア・マトグロッソでの連載作を、全面加筆修正と描き下ろしを加えて単行本化。
全13篇を連ねた、少年少女の物語。 模造クリスタル、初のコミックス。
【収録内容】
第1話「終着点」
第2話「肉の描き方」
第3話「バトルマンガの描き方」
第4話「電車の悪夢」
第5話「友達なんていらない」
第6話「シャドウクロール! 」
第7話「車の魅力」
第8話「機械の支配」
第9話「ゴッホの墓」
第10話「1回休み」
第11話「進路の相談」
第12話「進路の相談2」
第13話「新しい始まり」
+おまけマンガ
感想・レビュー・書評
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ページが飛んでいるのではないかと思うほど行間がひろすぎて、なにがなんやらわからないまま話が進んでしまう。
が、読み進めていくうちに登場人物に愛着がわいてくる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
模造クリスタルさんの作品『ビーンク&ロサ(2015)』を読んでみた。 世界観が好き、福井ちゃんが良いキャラ。
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シュールな日常系コメディ…なのかな? なんとも形容しがたいのですが、読後には何かが確実に残ります。
途方に暮れた迷い子のような、居たたまれ無さ。折り合いのつかない感情を整理出来ないまま吞み込んでしまう感じ。誰とは無く、何だか生き辛そうだなと思うのです。 -
模造クリスタルさんの初作品ということで読んでみました。これからがとても楽しみな作者さんだなと感じました。作者が日頃思っていることを上手く作品に取り込めていると思いました。しかし、まだ物足りないなーと思うところもあるのでこれからに期待したいです。
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はっきりと言って明瞭な楽しさ、明確な面白さはない。始まりそうで始まらない。見えてきそうで見えない。でも、生きている。生活があり、日常があって風景がある。それが愛おしく堪らないのだ。
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ビーンクが超高校級の飼育委員にしか見えなくて困った。
「怪人」という言い方をしているが、
「社会的な何らかの能力や環境が欠如している人」
に置き換えて読むととても切実なまんがだった。
他に行くところがない。 -
ふたりの孤児、ビーンクとロサの不思議な日常。すっと抜けるような切なさが残る終わり方には「えっこれでおしまい!?」って驚いてしまったけど好き。良かったです!
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3.9