後ろ歩きにすすむ旅

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著者 : 石井ゆかり
  • イースト・プレス (2016年1月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781613819

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後ろ歩きにすすむ旅の感想・レビュー・書評

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  • ゆかりさんの旅について書かれたエッセイ。とても読みやすいです。

    怖いのは失敗したくないからというのは本当にそのとおりで、失敗してもいいやと思うと結構怖くなくなるものですね。
    びくびくしつつも徐々に、自分なりに慣れていくのが、知らない土地でのひとつの楽しさでもあるでしょう。
    怖怖でも、折角知らない土地に来たからには、地元ならではのごはんが食べたいですし、トライして自分がんばった!と思うのも旅の醍醐味。
    反対に、どこにでもあるお店を見つけたり猫に出会ったり、変わらないものを探すのも旅の目的というのも大変共感します。

    私も、なんども同じ道を歩いて、RPGでちょっとずつマッピングされているみたいで楽しいと思う方です。

    京都にいったら京都御所だと自分は思っていたのですが、少数派なのでしょうか。町の真ん中にあるのが素敵ですし、歴史も感じますし、それでいて周辺は穏やかな町並みでとても好きな場所です。
    京都は奇跡的に時間を耐えて残っている日本だと、私も思っています。
    一番賑やかな町の中心部を機能停止させて行う祇園祭が伝統的にずっと行われているというのも、京都では後継者が育つ傾向にあるというのも京都らしいですし、頷けます。
    時々京都人はいけずだとか性格が悪い、プライドが高いとか悪いことのように言われることがありますが、歴史と伝統に誇りを持っているからこそのことです。

    「いつでも行ける」は「結局行かない」はまったくそのとおりで、地元や地元に近いからこそ行かないところがたくさんあるので、あとで後悔しないようにこまめに訪ねようと思ってちょっとずつ行動しているところです。

    日光の部分でのスピリチュアリティへの見解にも納得でした。

    日本人は無宗教、だなんてよく言われますが、私はそんなはずはないと
    常々思っています。
    霊山で思わず頭を垂れ、新年には初詣に行きおみくじをひく。欧米のような全知全能の絶対者である神ではなく、身近でそこここにいらっしゃる八百万の神を信じているからこそ、当たり前に体に染み付いているのが日本人の宗教観なのだと思います。

  • 星占いで有名な石井ゆかりさんの、旅行エッセイ。海外で見たものから感じる価値観の違い、京都に移住して改めて感じる日本の文化が石井さんの感性のフィルターを通して描かれている。

  • 「筋トレ」占星術で有名な石井ゆかりさんの初エッセイ。

    一人旅をこよなく愛する(ただし、国内限定)としては、海外への一人旅本に「うーん。。。」と思いながらも、ゆかりさんの占いはよく拝見するので、買ってみた。

    読みやすい。
    そして、ゆかりさんの感覚が、モロに自分の感覚と一緒で、いちいち「そうそうそう!」と、同意しながら一気読み。

    『私にとって、あらゆる「見知らぬもの」は、恐怖の対象だ』
    『旅は、特に自分自身とかたりあう時間をくれる。自分自身と和解するための時間が、旅する時間なのかもしれない。』

    まさに、この感覚。

    でも、海外へ一人で行こうという勇気は、まだない。。。^^;

    前半は、ベトナムから始まる海外の旅。
    後半は、ゆかりさんが住み始めた京都のことと、日光。

    ゆかりさんが、「ベトナムになついた」ように、自分は「京都になついている」。
    だから、京都に住んでいると知り、なんだか親近感(笑)
    今すぐにでも、行きたくなった。

    日光の最後で、スペルチュアリティについて触れているが、これまた、自分が感じていることが書かれていて、嬉しくなる。

    この本は、旅行本ではない。
    読んでいて、不満に思う人もいるかもしれない。が、自分は、楽しかったし、自分の感覚を再確認している感覚で、読んでよかったなーと思う。
    旅行本を探している人には、オススメしません。

  • 前半は海外編で、なんか海外旅行ではしゃぐ金持ちっぽい。まあ、海外旅行できるだけ金持ちなんだけど。
    占い雑誌ってこんなふわっふわした文章が乗るんだ。なんで本で出したのかな、アメブロでよくない?

  • 一人旅をするかの選択が迫られていたときに、毎日星占いを読んでいる石井ゆかりさんが書いた「星占いではない本」を紹介していた。その紹介文(「はじめに」からの抜粋)を読んで、ああ一人旅に出ようと思ったし、この本を読もうと思った。

    本も音楽も人も、出会うべきときに出会うべきものと出会うんだなぁ。

    というわけで飛行機をポチりました。

    ---
    旅をすれば、見たことのないものや、新しいものに出会う。でも、いろんなものに出会うたびに、私の頭に浮かんだのはいつも、過去のことだった。先に進めば進むほど、自分の頭の中に、深く潜っているような感じもした。なにしろ、いつも一人旅なのだから、主な話し相手は「自分自身」である。
    「はじめに」より
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