普通に働け (イースト新書)

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著者 : 常見陽平
  • イースト・プレス (2013年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781650128

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普通に働け (イースト新書)の感想・レビュー・書評

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  • 若い世代の「働き方」に関する言説はあふれているものの、ここまで様々な通説に対してクリティカルになるような本はないだろう。そもそもタイトルは『普通に働け』だが「普通に働く」こと自体が難しくなっていると最初に論じられ、そしてそのような状況下で「新しい働き方」幻想を振りまく論客を言説研究やデータによって撃破していく姿は見物だ(特にロスジェネよりさらに下の世代の置かれた現状の分析についての分析が優れている)。「新しい働き方」言説を正しく葬り去るために是非とも読まれるべきであろう。

  • 普通に働くことがどこまでしんどくていいのかをもうちょっと書き込んでもらってもよかったのではないかなあと。読者は大学生だろうけれど、彼らはこういう本読むことあるのだろうか。

  •  『普通に働け』っていうタイトルがまず、秀逸。
    短いのに、インパクトがある。サブタイトルもなし。
    長くて明らかに狙ったようなタイトルが多い新書の中で、これは良い。
    脳内にガツンと響いた。
    そして、割と骨太の本だった。

     普通の定義が読んでいても難しかったけれど、大企業でも外資系にも勤めていない、天才でも秀才でもない人たちが世の中には大半いて、その人たちが世の中を動かしているということ。
     一部の信憑性の薄いデータや都合のいい部分だけをピックアップした、絶望感を煽るもの、反対に奇跡的な成功を夢見させるもの、センセーショナルな話題性を作るための結論ありきの記事に踊らされない(論じられている元のデータを確かめる)こと。
     天才も秀才も成功者も、謙虚さを失わずに陰で惜しみない努力を重ねており、努力できるのも才能だということ。

     なるほどなぁ、と思う。
    情報に翻弄され、一喜一憂することがある。でも、その情報は一元的に都合のいいように切り取られた断片に過ぎないかもしれないし、それで絶望する必要は無いけれど、一部の天才たちが起こした奇跡に自分を無理に寄せることも出来ないのだ。
    今できることをしよう、ということが「普通の人」の幸せなのだろうな。

     第三章からが特に面白い。
    第四章の鹿毛康司氏との対談、海老原嗣生氏の解説まで、なるほどなぁが詰まっていた。

  • そんなに皆すごくないよ、メディアに踊らされるな、ってことかな?
    でも最後の対談は結局、華やかに見えて裏ではどろどろだよ、成功したかったら努力しろ頑張れみたいに受け取れた・・。
    解説が分かりやすかった。
    日本も欧米のように階層がわかれててもいいな。普通の人は普通の働き方でよい。

  • ちょっと、著者の嫌マスコミ感が強い。普通に働くために具体的なやるべきこと、を期待していたため、違ってた。データに対するこだわりは素晴らしい


    ・お客さんも馬鹿じゃないので、騙せない。課題を聞き、解決できなければ売れない。でも、営業である自分が売るものは決まっており、その結果のみで評価される。果たして、顧客にとって自分の売る商品はメリットがあるのだろうか。。。
    →あるあるだなあ。特に最後のところで割り切れないあたりが人間臭くて好き

    ・そこそこの会社でそこそこの待遇で、悪くない状況。なのに、漠然とキャリアが気になり、そろそろ転職かなとか言いだす。
    →対象としては俺だなあ。。。一社は転職しておいた方が良いと思っているのだが。

    ・転職する人はキャリアが上がらなければ自分が保てないから、良かったように言う
    →確かに。。。

    ・労使はもともと対立するものである
    →確かに。

    ・良い仕事をしていれば、信頼は積み重なる。
    ⇒結局、これだな。どこで働くかはそんなに重要ではないのかもしれない。今の環境は決して悪くはないからなあ。

    ・仕事に答えを求めすぎるな。情熱があったほうが面白いけど、金のためという事実もある。
    ⇒まあね。俺はプロセスで夢中になれるならそれが最も楽しいので、それで十分という感じだが。

  • 流し読み
    最後の消臭力の人とのしゃべりはうーん。
    興味深かったけど。うーん。
    結果出した人って喋れるよね。

  • 誠そのようです

    変に、異道で上手くいかなかったことに
    感謝したほうがいいきがしてきました

    悪い成熟ってやつでしょね

    訓練の、稽古の上に
    築き上げないとやっぱり
    脆く、崩れやすいものしか
    つくれないような気がしてきました


    すごい人になれ、か
    転職難民 他にもっとって、エンマじゃないかい。

  • 読了。

  • 世の中が求めるものすごくできる社員ではなく、実際に働いている人々にフォーカスした本書。

  • 普通の働き方とは何か?、普通とは何かを問う一冊。メモ。(1)キャリアは仕組まれた偶然で進んでいく。…試行錯誤と紆余曲折の繰り返しだ。…そう簡単ではないからこそ人生というものは面白い(2)いい仕事とは何か。それは愛される仕事であり、期待に応えることであり、目の前のことをやることなのだ。(3)企業戦士にとって人生は矛盾だらけである。…その矛盾と向き合うことこそ生きるということなのだ。

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普通に働け (イースト新書)の作品紹介

日本の雇用・労働をめぐる議論は、エリートかワーキングプアを対象としたものに偏りがちである。そこには「普通の人」の「普通の働き方」が見落とされており、ブラック企業論争やノマド論争で可視化されたのは、私たちの「普通に働きたい」というこじれた感情であった。しかし、「普通の人」とは誰か?「普通の働き方」とは何か?そもそも私たちは「普通」ということが、実はよく分かっていないのだ。本書は豊富にデータを揃えながら「意識の高い」系言説のウソを暴き、私たちノンエリートのための働き方を考察する。

普通に働け (イースト新書)のKindle版

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