- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781650906
作品紹介・あらすじ
かつて日本は「皆婚社会」だったが、生涯未婚率の最新調査では、男性23.4%、女性14.1%と過去最高の数字に上った。2030年には男性の3人に1人、女性の4人の1人が占めるという予測もある。しかし、生涯未婚時代とは単に「結婚しない中高年の増加」のことではない。「結婚を人生設計に組み込まない若者の登場」のことでもある。「結婚、出産を経て配偶者と添い遂げる」という生き方や「正社員となって定年まで働く」という人生設計が社会で共有できなくなった時代に、家族社会学の視点から改めて結婚という選択肢を再考する。
感想・レビュー・書評
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ジェンダーってなンダー?
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近年、問題とされている「結婚しない中高年」。
しかし、本当に「結婚をする」「夫婦で子どもを育てる」ことがこの現代においても”お手本”として成り立つのか。
家族社会学の観点から、今後の家族の在り方、ジェンダー的役割を再考する。
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結婚をしないというライフスタイルもありうるという点を明確に主張している点に好感は持てる。
無論、収入・生活環境により結婚したくても結婚できない方に対しては適切なフォローがなされるべきだとは思うが、家族を形成しなければならないという規範を押しつけ、その家族モデルを前提とした社会制度は金属疲労を興していると思う。 -
これからの時代を考える(再検討する)というコンセプトには共鳴する。
しかし,コンセプト(の萌芽)しかないという印象。
「これまではこうだった,でもこれにあてはまらないことも起きてるよね」「この点は考えないといけないことだよね」,これ以上でもこれ以下でもない。
「婚活」症候群で白河先生が書いていた通り,コンセプトだけあってもアイデアがないと説得力がない。
著者の今後のアイデアに期待。
1点だけどうしても個人的に納得のいかないこと。
これからの時代を考えるにあたり,「結婚する人生も,しない人生も,同じぐらい尊い」という著者の考えには共感する。
しかし,著者は新しいことを言おうとするあまり,過去の人生の在り方(昭和の人生すごろく)をネガティブに捉えている。
どのような人生も肯定すること。我々はここを起点に今後の人生の在り方を考えなければならないと思う。
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結局結婚も未婚も色々良し悪しあるけど
どっちも尊い
恋人が結婚して夫婦になる変化よりも子供が産まれて親になるという変化の方がはるかに乗り切るのが難しい
子育てを通じて生活の基盤や価値観を擦り合わせていく時期である
ここを上手く乗り切れれば今後の成長で起こる様々な問題も取り組める
趣味や仕事など捨ててまで結婚する必要がないという
コスパ
万一離婚したら厄介という
リスク
これを優先すると結婚遠のく -
なにも無し
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367.4
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う〜ん、読んでいいて新たな発見は正直なかったなぁ。内容は想像に容易いことばかり。
結局、言いたいのは筆者のいう「生涯未婚時代」においては、いろんな価値があって結婚する、しないという選択肢があってどれも尊いよ、ということなのかな。
個人的には、「結婚する人生」も「結婚しない人生」もどちらも「尊い」と思っているつもり。ただし、それは自分の意志で決定した、っていう人に限って。
周りを見ていても、「結婚」=「幸せ」というような感じの人は正直、残念ながら?少ない。たとえそれが新婚であっても。そうした感じの人たちが、30代〜60代で多いわけだからか、身近では上からの結婚圧力的なのは正直あまりない気がする。
「経済力があれば男性はモテるのか」〜という項目は興味深かったが、結局は経済力はモテる要素として逆説的に重要なんだなっていうことを感じる。「結婚できないのは男性の経済力がないからではなく景気のせい」と書かれているが、個人としては正直どうすりゃいいの?という感じ笑。景気のせいで結婚できないのは仕方がない、と素直に思える男性ならいいかもしれないが、一個人としては、結局景気のせいできないないなんていうのは現実的に意味がない。景気が悪いから、ということを世の女性達に伝えることから始めないとな笑 -
東2法経図・開架 367.4A/N23s//K
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表題通り、生涯未婚時代になりつつある今、どういう人が独身でここ数十年でどのような社会的変化があったかを分析する一冊。
内容は素直に納得できる反面、著者独自の分析などは見当たらず。