プロ野球 最期の言葉 (文庫ぎんが堂)

著者 :
  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781670812

作品紹介・あらすじ

年間100名前後の選手がユニフォームを脱ぐプロ野球の世界。惜しまれながらの引退、戦力外通告、球団との確執……。   華やかなセレモニーの中で、記者会見の席で、戦いを終えたグラウンドで、様々な思いを抱えながら野球人生「最期の瞬間」に紡がれた「引退の言葉」。  戦前の大投手・沢村栄治から2012年の引退選手まで、総勢440人の言葉を、その生き様や心に残るエピソード、記録とともに振り返る。万感の思いが胸に突き刺さる魂の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • プロ野球選手が引退する際の試合、会見等でどのようなことを発言したのか、著者の独断で印象に残った言葉、あるいはその選手が最も言いたかったであろう言葉をまとめた本。
    1球団辺りおよそ3~8人、2ページの見開きでその選手の通算成績や所属球団の経歴、エピソードも含め解説されており、20~30人がエピソードは網羅せずにまとめられた構成である。
    この際、結構な大選手(藤村富美男・小山正明・中西太とか)でもエピソードがない方で紹介されており、「もっと詳しく読みたいのに!」「もっどどんな選手だったのか掘り下げる項目があれば!」という感想が強かったのが正直なところ。
    また、選手の発言しても、抜き出した一言のコメントだけだと、前後の文脈もなく真意が計り知れないと感じる部分もあった。着眼点は良い本だっただけに惜しい一冊であった。

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著者プロフィール

1975年生まれ。神奈川県茅ケ崎市出身。ライター、コラムニスト。著書に『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』『それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』『プロ野球最期の言葉』『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』『止めたバットでツーベース』『ドラフト最下位』など。

「2023年 『地方に行っても気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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