ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂)
- イースト・プレス (2013年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781671000
作品紹介・あらすじ
「仕事やお金や人生設計に関して、もっと自由に発想し、もっと合理的に判断できれば、今という時間を楽しむことを、もっと優先する生き方ができるはず…そう考えてこの本を書きました」(「文庫化に寄せて」より)世の中が大きく変化していく中で、どう考え、どう生きていけばいいのか。「世の中」「お金」「働き方」についての具体的で実用的な考え方が満載。日本一影響力を持つブログ「Chikirinの日記」の著者によるベストセラーが遂に文庫化。
感想・レビュー・書評
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これを手に取ったということは、最近の環境変化とか自分の内面的な部分で何か欲しているからだろうと思った。
人と比べて何になる、自分は自分、他人からどう思われようと同調圧力に臆せず正直に生きていけば良いのだなと再確認しました。
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戦略的に「ゆるく」考える一冊。10年前の作品ですが2022年でも十分新鮮な気持ちで読むことができます。ブログ記事がベースなので1つの話が短くスキマ時間でどんどん読めます。ただ、自分の頭で考え続けているちきりんさんの本なので、ゆるゆるスローライフのススメの本ではないので注意です。肩肘張りがちな現代人が自分の頭で考えてゆるっとしたたかに生きる本という感じです。
■一点豪華主義
他の方のレビューにもありますが、この本での印象的な考え方。選ぶ時に何を一番重要視しているか。どうせ選択したものはどれを選んでもそのうち不満がでてくるので一番重要視しているものに特化したものを選ぶと満足度が高い。これ、奥深いんです。本書を読んで、先日メリットAに特化したものを選ぼうとしたのですがどうしてもデメリットBが大きくて選べませんでした。つまり、自分の中ではメリットAが大切と思っていただけで本当はデメリットBがない方が重要だったんです。全然「ゆるく」ないですが笑 この経験から、わたしはどれを選んでも不満が残るなら最悪変更しやすいものを選ぶようにすると「ゆるく」考えても気が楽なのではと気が付きました
■防災グッズは必要?
ちょっと笑いました。大きい地震があるとメディアでは防災グッズ推しになります。きっと効果があるのでしょう。しかし、お金で買えないものが災害では重要・・これはうなづけます。ゆるくないですがとても重要な視点です。
■ハラハラした3種の儲け方
紹介されているやりかたがインターネット上にありまくるのでびっくりしました。ここで紹介するやり方が軌道に乗れば「ゆるく」儲けることができるんですね・・。
ゆるい気持ちでこれらのサービスや言葉に惑わされないようにしないとなと逆に気を引き締めました。 -
自由に生きよう!が刺さりました。10年前に読みたかった本をいまさら読みました笑。
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今の私に必要な本でした
色んなものにがんじがらめになって、このままではいけないけれど、どうしたら良いかわからない
たまたま本屋さんで昨日見かけて、すぐ買ってしまいました
少しだけど、どうにか一歩を踏み出す勇気をもらえた気がします
本の内容はグイグイと勇気を勧めてくれていたので、あとは私の心です -
インプットを制限すれば
生産は上がる
この言葉が刺さった
時短勤務だと時間に限りがあるので
働きづらさを感じていたが、
そうではなく、むしろ限りある時間の中で
どう効率よく仕事をこなすか
確かに毎日考えている
だらだら残業するより
よほどいいのかな? -
人気ブロガーちきりんさんの「毎日を楽しく生きるための極意」です。
ゆるく考えよう、というのは、あるべき論から解き放たれよう、ということだと思うんです。
世間で常識と言われていることや、「こうあるべき」ということに対して、 "そんなことに囚われることなく、自分が何を欲しているのかにフォーカスして肩肘張らずに生きようよ" というメッセージが頼もしかったです。
思考停止が悪いことだとは思いませんが、ちゃんと考えることは、主体的に生きる上で必要なことだと思います。
なんとなく傍観者として日々を過ごすより、自分は何が欲しくて、どんなものを選び取っていくのか意識して生きていくと人生は楽しい。
35年ローンなんて、分不相応だよね。というのは今やイケダハヤトさんをはじめ、ある程度言及されてることかもしれませんが、5年前は私も「家は35年ローンで買うもの」と信じて疑ってませんでした。
世界の動きが速い今だからこそ、それがいいとか悪いとかではなく、「自分にとってどうなのか」ときちんと考えられる人になりたい。
そして、何かを選び取る上で「一点豪華基準」の考え方はすごくすごく共感できるものでした。
そして、「大事なものはコストで決めない」というのにもはっとさせられました。コピーして手帳に貼っておきたいくらい。
全体的にとても読みやすく、すっきりと整理された情報が頭の中に届くのが快適でした。
もっと難しい内容が書かれているんだと敬遠していたのがもったいなかったくらい。人生に悩んでいる人がいたら贈ってあげたい1冊でした。 -
≪目次≫
文庫化に寄せて
はじめに
第1章 ラクに生きる
第2章 「自分基準」で生きる
第3章 賢く自由に「お金」とつきあう
第4章 仕事をたしなみ、未来をつくる
第5章 ストレスフリーで楽しく過ごす
おわりに
≪内容≫
ブログも有名な「ちきりん」の最初の本。(2011年イースト・プレス刊の本の文庫化)。今後の日本の行く末を考えると、A首相がキモい声で声高に「日本復活!」と叫ぶよりも、自分の将来を考えて、身の丈の範囲で「ゆるく」生きるに限ると思う。そのために、周りに流されることなく、自分の足で歩くかなければならない。そのためには、かなりの「知恵」も必要だし、「勇気」も必要。この本にはそうした「知恵」や「勇気」の元が載っている。むろん、この本だけでは全然足りないが、「こういう生き方をすればいいんだ」という「知恵」「勇気」は確実にもらえます。 -
いろんなことに、諦めって大事だなと思った。
それが人生をラクに生きるコツかもしれない。
ちきりんさんらしい切り口で、とても面白い本だった。 -
恋人とはわざわざ結婚しなくともずっと二人でいられたら良いし、自分が疲弊しないでいられる仕事をしながら、手の届く美味しさを楽しめる人生であれば充分すぎる。
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分をわきまえる…大切な事だとおもいました。
人と比べても何にもならない。
自分のために生きる。楽観的に生きる。
本読み終わった今はそう思えてます^_^