- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781680170
作品紹介・あらすじ
周りから浮かないように空気を読んで振舞ったり、相手を束縛するほど激しい恋に落ちたり、チヤホヤされたくて仮病を使ったり……。飼い鳥として最も身近なインコには、実は驚くほどの「脳力」があり、まるで人間と見紛うような複雑な心理を持っています。本書は、知っておきたい健康管理術から気持ちを読み取る方法、インコの本当の幸せまでを科学の目線で解き明かします。イヌでもネコでもウサギでもなく、インコが好きな人におくる、インコの教科書、決定版。
第一章 インコのからだにつまった秘密
インコは、小さな恐竜!?
人間には見えない色も見えています
ハデな羽毛色にはワケがある
それ、頬じゃなくて、耳なんです
インコは「おいしさ」を感じている?
第二章 行動にはわけがある? インコらしさをつくるもの
人間のこと、どう思っている?
こんなに似ている、インコと人間
飼い主さん、見られていますよ
インコが肩や頭にのる理由
意外とシビアな「好き」ランキング
話すインコ、話さないインコ など
第三章 インコの気持ちを知りたい!
インコの「美学」、知っていますか
インコにも喜怒哀楽はある?
インコの感情はどこを見ればわかる?
人間と暮らすインコが本当に望んでいること
インコにとっての「死」のイメージ
逃げたインコが思うこと など
第四章 うまくいくインコ生活の秘訣
「やりたい」サイン、気づいてる?
人間とインコでルールを決めて暮らす
なにかをやめさせたいときは?
なにかをさせたいときは?
噛まれたら、怒っていい
思わぬことが、大きなストレスに
第五章 もっと知りたいインコのこと
インコの初来日は、1400年前?
海の男の心を癒したインコたち
インコ臭はなんのかおり?
インコも飼い主に似る……かも? など
感想・レビュー・書評
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インコを飼ったことのある人にはなるほどなるほどと思いながら読める。鳥の進化過程だとか、インコの色だとか、インコとオウムの違いだとか、意外に知らなかったことがたくさん。
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家にいる鳥たちの性格ははいちいち異なり個性もある、歳や大きさでは判断できないし。それぞれに合わせて遊びやご飯や行動を見守る必要がある。鳥たちを見て思うことは思い通りにならないこの子たちは、時に僕を本当に驚かせる事をして喜ばす。意思疎通できないもの同士が笑い合っているように思える瞬間がある。そういう本だ。
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インコとオウムの違いがわかった。
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科学的根拠がどの程度のものなのか結構怪しい内容もあるけれど、説得力があって納得できる内容が多いのは、筆者のインコ愛ゆえにでしょう。
犬とも猫とも違う、だけど彼らと同じように人間的な側面を持っていて、鳥は本当に面白いし愛くるしい生き物です。
インコ飼っている人は、色々経験したあとでコレを読むと合点がいくことがたくさんあるんじゃないかと。 -
鳥好き興味のある人は勿論のこと、生き物に興味がある人は一読するだけの価値がある本。
同じ時代を生きていながら、それぞれ異なる進化を遂げながらどこかにている哺乳類とインコオウム科とフィンチ達。
近くて遠い関係をみることで自分達を覗く事になるかも?