さびしさの授業 (よりみちパン!セ)

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著者 : 伏見憲明
  • イースト・プレス (2011年10月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690179

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さびしさの授業 (よりみちパン!セ)の感想・レビュー・書評

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  • この本を思春期に読んでいたら少しは楽だったかもしれない。「赤毛のアン」にそういう解釈があるとは思わなかった。人生には想像力が必要なんですよね。子供って時に吃驚する位残酷になるから、もし子供の時に寂しい体験をするとその感覚は一生付きまとうのかもしれない。でも、辛い事、苦しい事を経験したからこそ他人の痛みが分かる、多角的な解釈が出来ると信じたい。そうじゃなきゃ悲しい思いをした人が報われないじゃないか。色々考えさせられた。

  • 『シックス・センス』『赤毛のアン』『X-メン』『千と千尋の神隠し』といった映画の中の主人公、そして彼らが置かれた立場を通して、孤独とは?孤独とどう向き合えばいいのか?を探っていく。ただ、なんとなく散漫としており、読みやすいようで(実際すぐに読めはする)読みにくかった(それぞれの話に関連性を求めるからダメなのかな?)。
    紹介された映画や実在の人物たちの多くは、恵まれた環境になかった人たち。でもだからこそ、他ならぬ自分の生きる意味を見出すことができるわけであり、所謂「フツウ」である方が却って自分の意味を見出しにくいという話には納得(ここら辺は5時限目:『千と千尋の神隠し』の件に詳しい)。この矛盾こそ人間の本質だとするならば、所謂"幸せ"に暮らすための秘訣は「鈍感であること」しかないように思える。でもそれは"真の幸せ"ではないだろう(考えないことは生きることを放棄しているように思えるから)。
    内なる孤独を秘めていた場合、それを「仲間と繋がる」とか「社会に訴える」とか、分かりやすい形で表すことのできない、そうした「静的な」孤独(「動的な」孤独ってなんだ、という疑問は置いておくとして…)を抱える人は、いったい自分をどう意味付けしていけばいいのだろう?動的にならない、なれない人は、ただただ怠惰なだけなのだろうか?

  • そうかも、と思うところも。でも、なんとなく「いい子」すぎてお行儀良すぎるというか、悟った大人だからこそ言えるみたいな、リアルに感じられない言葉が多い感覚…

  • ある日突然、級友たちからシカトされる経験談は身につまされる。大人になり、再会した級友の言動にも感じ入る部分が多々ある。しかし、全体的に、なにかの映画や小説を引用して説明していることが多く、それが逆に負担になった。つまり、「こんな映画があって」という架空のストーリーを理解して、その上で筆者の主張を想像するのはたいへんな負担である。こども向けと言うことを鑑みると、この文章で、これほど概念的な描写がきちんと理解されるかはいささか不安。もっとスマートに論点を説明すべき。「みんな分かるよね」と共通認識に甘え、表現に努力が足りない。とても読みづらい一冊。

  • 2冊目のよりみちパン!セ。サイバラ本のときも思ったけど、この本がこの本に書いてあることを切実に必要としている子ども(おとなでももちろんいいんだけど)に読まれるといいなあと心から思う。

  • 子ども達の本棚にそっと忍び込ませておいた。親も、親じゃない大人も、子どもも、皆読んだらいいと思う。

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さびしさの授業 (よりみちパン!セ)の作品紹介

自分が「生きられる」ささやかな場所をみつけるために、さびしさを手放さず、大切なものとして抱えていこう。世代問わず、すべての人に読んでほしい永遠のロングセラー。

さびしさの授業 (よりみちパン!セ)はこんな本です

さびしさの授業 (よりみちパン!セ)の単行本

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