世界を信じるためのメソッド ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ)

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  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690193

感想・レビュー・書評

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  • 10歳くらいでも十分読める。全ての文字にルビがふってある。メディアリテラシーの発達し過ぎた私にとっては何て事ない内容だが人生においてとても大事なことが書かれてある。テレビが全てと信じる大人と若者に。http://zazamusi.blog103.fc2.com/blog-entry-71.html

  • 最近メディアのあり方について色々考えたり、疑問に思ったりするようになり、気になって読みました。中学生以上を対象とした本だけど大人が読んでも納得する一冊だと思います。
    テレビや新聞から得た情報をすべて鵜呑みにするのではなくて少し見方を変えて自分で考えて情報を消化しなければいけないなと感じる本でした。

  • メディアの性質を分かりやすく書いてくれています。
    マスコミ業界を志望する人にはぜひとも読んでおいてもらいたい一冊です。

  • リテラシーとは識字の意味。

    昔、文字を読めるということは、支配層の特権だった。
    グーテンベルグ以降は、庶民も書を読むことができるようになったけど、
    やはり、今でも最新の情報は富裕層の特権かな。

    ナチスのゲーリングの言葉。
    「一般の国民は戦争を望まないが、戦争を起こすことは容易。
    今、攻撃されかけていると危機をあおり、
    平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよい。
    このやり方は、どんな国でも有効です。」

著者プロフィール

森 達也(もり・たつや)
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家。テレビ番組制作会社を経て独立。98年、オウム真理教を描いたドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。佐村河内守のゴーストライター問題を追った16年の映画『FAKE』、東京新聞の記者・望月衣塑子を密着取材した19年の映画『i-新聞記者ドキュメント-』が話題に。10年に刊行した『A3』で講談社ノンフィクション賞。著書に、『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『A2』(現代書館)、『ご臨終メディア』(集英社)、『死刑』(朝日出版社)、『東京スタンピード』(毎日新聞社)、『マジョガリガリ』(エフエム東京)、『神さまってなに?』(河出書房新社)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)、『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』(ミツイパブリッシング)、『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』(講談社現代新書)、『千代田区一番一号のラビリンス』(現代書館)、『増補版 悪役レスラーは笑う』(岩波現代文庫)など多数。

「2023年 『あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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