- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781695082
作品紹介・あらすじ
壊して、めちゃめちゃにして、そばにとどめて、従属させたい-。伯爵令嬢シルフィスは、辺境伯アルベルトに仄暗い劣情を叩きつけられる。彼はシルフィスの初恋の人。そして、亡き姉の婚約者だった人。姉の死の原因を作った罪に苛まれ、修道院に身を寄せ償いの日々を送っていたシルフィスの前にアルベルトは突然現れた。シルフィスを連れ去りその純潔を奪い、「償いに、私の子を孕め」と執拗に己を刻み込む彼の目的は…?
感想・レビュー・書評
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目指せハーレクインとのことなのでハッピーエンドですが、ですが、ですがヒーロー腹の中真っ黒だぜ(笑)ヒロイン従兄弟もとんだ食わせ者だぜ!ま、ヒロインは一生ヒーローの側にいると宣言しちゃったし、ヒーローもそれが当たり前やんみたいな感じなので、ヒロインが事実に気づかず幸せに暮らせるならいいですよ(笑)
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なんちゃってヒストリカル。
両親と姉を1年前に亡くした伯爵令嬢のシルフィス・コリンソン17歳と、姉の婚約者だったアルベルト・ディーステル辺境伯27歳。
姉の代わりに子供を産むんだと無理やり体を奪われるシルフィス。
言葉足らずからすれ違ってる二人で、よくあるパターンと、好きな作者なのにガッカリ、ヒロインが悪いの?とラストまで読み、星3ねと思っていたら…。
エピローグで打っちゃりでした。最後の10ページで影の薄かったヒーローがくっきりとして評価は★4へ。
しかし、そこまでは平凡に進んだ物語なので、最後まで楽しさを隠してきた部分には不満有りです。 -
期待しすぎたかなあ。(他の方の言及にもありますが、ラストにあるどんでん返しにやられた、的感想を多くネットでみていた)もうひとつインパクトあるエピソードがあればなあ、とちょっと思ってしまいました。
ですが、話の筋が最低限通っていたし、箱入りで純粋な貴族のお嬢様(馬鹿ではなく少しばかり世界が狭い)という造形のヒロインはとても可愛かった、ので、読んでいてヒロインに気持ちが沿えたので読んでいて面白かったです。