電磁気学演習 新訂版 (理工基礎物理学演習ライブラリ 3)

著者 : 山村泰道 北川盈雄

• サイエンス社 (2004年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、理工系大学の教養課程や工科短大の学生が、電磁気学をできるだけ理解しやすく、興味を持って学習することができるよう、要項、例題、問題をページ単位にまとめて書かれた演習書である。新訂版では、例題や問題はできるだけ広範な内容をカバーするように努め、必要に応じて整備や追加を行なった。例題や問題の解答は、理解を容易にするため平易かつ詳しい解説になるように工夫した。問題解法の支援のため、図を見やすくし、また付録には数学諸公式やいくつかの表を追加した。

感想・レビュー・書評

[tulipsさんの感想 · 2017年2月14日]

本書は、電磁気学に関する参考書です。最低限の導入もありますが、演習本として使うのがいいと思います。とにかく例題とそれに対する解答が丁寧です。また、例題に付随して演習問題も複数用意されており、その解説もとても丁寧となっています。

扱っている問題の難易度は、基礎レベルが多いです。もちろん応用問題もあります。難易度や、充実した解説から、定期試験へ向けての勉強にはぴったりだと思います。

そして、大学院入試へ向けても、一通り学んできたことを復習する意味では、とても適しています。

（ラーニング・アドバイザー/物理学　KOCHI）

▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?bibid=1206445

[exiliasさんの感想 · 2012年11月9日]

高専の電磁気の授業と、受験対策に使用。表紙デザインから硬派なイメージを抱いていたが、いい意味で裏切ってくれた。解説が比較的詳しく書いてある。一人で学習刷る場合でも使えると思う。

[アオネさんの感想 · 2008年10月25日]

院試用に購入。安い上に基本的な問題は一通り取り揃えた良い問題集です。初学者向け。解答は十分わかりやすい筈ですが、それでも理解できなければ電磁気学の教科書を見れば大抵載っています。ここに載ってる内容程度をササっと答えられるようになればとりあえずOK的なレベルかな。

[すのぶさんの感想 · 2006年8月1日]

一冊目の演習書に。基本問題が一通り勉強できるので、学部の定期試験対策に。良問揃い。

著者プロフィール

元岡山理科大学

「2019年 『電磁気学演習[第3版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」