依頼と説得の心理学: 人は他者にどう影響を与えるか (セレクション社会心理学 10)

著者 :
  • サイエンス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781911434

作品紹介・あらすじ

本書では対人的影響のうち「意図的な対人的影響」についてより焦点を絞り、日常的によく起こりがちな依頼・要請、説得を主なテーマとして論じている。どのように相手に働きかけると、相手はこちらの望むように行動してくれるのか?働きかけられた相手はどのようなプロセスで自分の反応を決めるのか?こういった具体的な働きかけ方や、働きかけの効果性、また、働きかけられる相手の反応過程などについて解説した。

感想・レビュー・書評

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  • 2014.04.30 『1億売るオンナのの8つの習慣』で引用されていた。

  • 社会的手抜き→リンゲルマン効果
    防止するためには、作業を難しくする、目標値を高く、異なる作業を、責任分担の明確化、意味のある作業を、魅力的な団体にするなどがある。

    傍観者効果
    →原因:評価懸念、社会的影響、責任の分散

    漏れ聞の効果
    →受け手の偶然性、意図ない、受け手の心理的リアクタンスの低下

    社会的促進
    →人は、そのことに対して自信があれば、人に見られている場合の方が力を発揮する。一方で自信がない、上手くないと、力を発揮できない。

    行動感染
    →ヒステリー感染、規範違反、自殺、経済行動、消費者行動、攻撃行動

    情動感染


    基本的に依頼するときは理論を中心に
    相手を慮った主張をする必要性。

    フットインザドア法
    小さい→大きい

    ドアインザフェイス
    大きい→小さい

    ローボール法

    自分の権力、影響度が上かどうかで変わってくる




  • 『グラフィック社会心理学』態度
    『新編 社会心理学 改訂版』社会的態度

  • 目次:1対人的影響-他者に影響を与える、2意図的でない対人的影響、3依頼・要請、4説得と態度、5説得の規定因-受け手の応諾を引き出す要因、6説得のモデルと理論

  • サイエンス社のセレクション社会心理学シリーズで2006年に新しく出版されたもの。

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著者プロフィール

慶應義塾大学文学部教授。
東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は社会心理学。
著書に『影響力――その効果と威力』(光文社新書, 2010年)、『説得力――社会心理学からのアプローチ』(新世社、2018年)、『影響力の解剖 ――パワーの心理学』(福村出版、2020年)など。

「2023年 『チームとリーダーシップの心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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