シェルターからコックピットへ 飛び立つスキマの設計学

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  • 産学社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782534007

感想・レビュー・書評

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  •  書いてあることもわかる、そうとう確信的なことをしている、だがしかし、こんなにも魅力を感じないのはなんだろう、と考えている。妙に芝居ががかった書き様をしている部分なのか、実践を徹底しているつもりが実は他人の言葉のパッチワークでしかないのか。
     どっかにかりもので取り繕っている部分があるんじゃないだろうか。それが何かは今の時点ではわからないけど……。

  • 独自性や個性の強度があるように見えて、憧れゆえに透けて見えてくる、椿さんの外部性・他者にたよってしまう「弱さ」や「不安」「自信の無さ」。そこに人間味を感じる。

    なんだろう、この感じ。押しつけや他人からの借り物感みたいな、嫌な気分にならないぞ。不思議。あんまり読んだこと無い。椿さんが魅力的なかたなんだと思う。

  • 椿先生のバックグラウンドがわかって、面白かった。
    少し教育思考が強いのかな?と思った。インタビューや、対談のところよりは、先生が執筆された意見投稿のような部分のほうが面白いと感じた

著者プロフィール

現代美術家。京都造形芸術大学教授、美術工芸学科長。1953年京都市生まれ。現代社会の在り方を根源的に問う作品で世界的に活躍する一方、美術教師として子供の個性を生かす学びの場づくりに30年以上携わる。中高一貫の女子校教師時代は不登校などの生活指導にも手腕を発揮。バスケットボール部顧問として弱小チームをリーグ7部から1 部に昇格させる。近年は「考え方を考える」をテーマに中学生向けのワークショップ(金沢21世紀美術館)をはじめ、幼児教育から高等教育まで幅広い年代の教育に携わる。「瀬戸内国際芸術祭2013」では、小豆島・醤の郷+坂手港エリアのディレクターを務め、アートによる持続可能な地域づくりのモデルを提示。アートと教育の側面から社会に問題提起を続ける。

「2015年 『シェルターからコックピットへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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