論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

著者 :
  • 産業図書
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本棚登録 : 418
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782802052

作品紹介・あらすじ

本書の全体は四つの部分に分かれ、第1部では、ある程度のまとまりの議論を、とくに接続関係と指示関係に注意しながら分析するトレーニングを行なう。第2部では、議論の構造の中でとくに論証に関わる話題を取り上げる。第3部では、さまざまな論証のタイプの中で、もっとも厳格な、演繹を扱う。第4部では、もう一度視点を議論全体へと向け、実際の討論や論文において必要とされる技術を検討する。大人数の講義向けの教科書何ごとかを解説した本ではなく、トレーニング用の教本である。

感想・レビュー・書評

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  • 文章から正確に情報を読み取る技術を学べる一冊。大学生になったら一度は読んでおきたい本。

  • 【芝蘭友のトップストーリーニュース】vol.35で紹介。
    sab

  • 【由来】


    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】

  • 学生時代に読んで以来、ずっと本棚にしまってあった本書を本当に久しぶりに引っ張り出してきて、読んでみました。

    懐かしい。

    奇しくも筆者が記した姉妹本「論理トレーニング101題」の帯にある通り、『解説書なんかいくら読んだって論理の力は鍛えられない。ただ実技あるのみ』というわけで、問題演習の解答が付いていないため、演習がしづらく、本書だけでは役不足かもしれません。

    姉妹本と合わせて読むのがよろしいかと思います。

  • 前半部分は所謂基礎。大事なことだが再読の必要性は少ない。一方後半部分の推論及び批判の技術、論文の書き方などは再読の価値が大有り。

  • NDC分類: 116.

  • 論理学の超有名な本。でも大学で使われるような教科書だから、使い勝手が悪い。小問の答えのってないし。

  • これも読まされちゅー

  • ★未読。「論理的な思考ができる人間になりたい。」と思って、大学時代に名前を聞いたことのある先生の教科書を買ってみた。

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著者プロフィール

1954年(昭和29年)東京都に生まれる。85年東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院教授を経て、現在、立正大学文学部教授。専攻は哲学。著書に、『論理学』(東京大学出版会)、『心と他者』(勁草書房/中公文庫)、『哲学の謎』『無限論の教室』(講談社現代新書)、『新版論理トレーニング』『論理トレーニング101題』『他者の声 実在の声』(産業図書)、『哲学・航海日誌』(春秋社/中公文庫、全二巻)、『はじめて考えるときのように』(PHP文庫)、『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』(哲学書房/ちくま学芸文庫)、『同一性・変化・時間』(哲学書房)、『ここにないもの――新哲学対話』(大和書房/中公文庫)、『入門!論理学』(中公新書)、『子どもの難問――哲学者の先生、教えてください!』(中央公論新社、編著)、『大森荘蔵――哲学の見本』(講談社学術文庫)、『語りえぬものを語る』『哲学な日々』『心という難問――空間・身体・意味』(講談社)などがある。訳書にウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(岩波文庫)、A・アンブローズ『ウィトゲンシュタインの講義』(講談社学術文庫)など。

「2018年 『増補版 大人のための国語ゼミ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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