神経回路網の数理: 脳の情報処理様式 (システム・サイエンス・シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782852552

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  • 著名な理論神経科学者による古典的名著
    単一の神経細胞に関するしきい値を用いた単純なモデルの
    説明に始まり、
    チューリングパターン、結合振動子に代表される非線形場の理論、
    スピングラス、ホップフィールドネットワークの数学的理論への導入
    いわゆるニューラルネットの数学的定義とその能力、限界について
    の充実した説明。
    記述はもっぱら数式からの演繹的結果で数値計算を用いた
    帰納的研究については言及されていない。

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著者プロフィール

甘利 俊一(あまり・しゅんいち):1936年、東京生まれ。1963年東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。工学博士。九州大学助教授、東京大学教授、パリ大学客員教授、ルーバン大学特任教授、理化学研究所脳科学センター長などを経て、現在は同センター特別顧問。東京大学名誉教授。専攻は数理工学(神経回路網理論・情報幾何学)。「神経情報処理の基礎理論の研究」により、1995年日本学士院賞受賞。文化功労者、文化勲章受章。著書に『情報理論』(学芸文庫M&S)、『脳・心・人工知能』(ブルーバックス)、『情報幾何学の新展開』(サイエンス社)ほか多数。

「2024年 『神経回路網の数理 脳の情報処理様式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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