八木重吉詩集 (現代詩文庫)

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著者 : 八木重吉
  • 思潮社 (1988年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783708483

八木重吉詩集 (現代詩文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 40年前、数十円すらはたき市電分もなし、それでも足りず古本屋のカウンターに頭を下げる。

  • 詩はあんまり読まないほうだけど、八木重吉の詩は凄く分かりやすいから好き。

    ストレートで心に直接響く。
    キリスト教の愛のかたち。

    親子愛だいすきな私にはたまらない。
    桃子よ、とかたまらない。

    綺麗事ばっかり並べてるように見えるかもしれないけど、
    本当に大切なことなんだもん。

  • 自然です。

  • とてもシンプル
    しかしとても美しくて「真のキリスト者」たる綺麗な感性で綴られた味わい深い詩の数々は八木重吉の「祈り」そのものだったのかもしれない。

    「きりすとをおもひたい
    いっぽんの木のようにおもひたい
    ながれのようにおもひたい」
    「こどもはなぜえらいかといへば
    天国にちかくゐるからだ」
    「どこを
    断ち切っても
    うつくしくあればいいなあ」
    「生徒たちはつまり『隣人』である
    それゆえに私の心は生徒たちにむかってゐるとき
    大きな修練を経てゐるのだ
    何よりも一人一人の少年を
    基督其人の化身とおもわねばならぬ」
    「こどもが
    せつせつ せつせつ とあるく
    すこしきたならしくあるく
    そのくせ
    ときどきちらつとうつくしくなる」

    彼の感性に触れることが出来る人は幸いです。

  • 農村の空気と素直な心が感じられる。

    もじゃもじゃの犬が
    桃子のうんこを食ってしまった

    という詩が強烈だった。

  • 八木重吉の詩は、淡く澄んだ光か、風や水を連想させる。触れた瞬間にすっと優しく、抵抗もなく体の隅々に染み込み、響きわたるような感覚を覚える。深いのにさりげなく、温かくて愛おしい。

    冒頭の序にはこう書かれていた。
    「私は、友が無くては耐えられぬのです。しかし、私には、ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてください。」

    感謝したい気持ちになった。

  • 今から何年か前、休日の昼間、井の頭線に乗っていたら、若いスーツの男の人が向かいに座っていて、この本を開いていた。
    なんか珍しくて覚えていた。
    その後、探すともなく探していたので見つからなかったが、去年下北沢の古本屋さんで偶然発見、本棚に(その後引っ越しのどさくさでしばらく行方不明に)。
    昨日、とある授賞式で、賞を受けた詩人の方が、受賞のことばとして「蟲」という詩を引用して、詩に本腰を入れたきっかけを話していた。それがとても印象的で、また手に取るきっかけになった。
    短い一篇一篇をたどっている。「かなしみ」ということばが心に残る。ちょっとずつ味わいたい。

  • どうしてもわからなくなると
    さびしくてしかたなくなると
    さびしさのなかに掌をいれ
    本当のものにそっとさわってみたくなる

  • 絶望のど真ん中に自分を置いている気分になってる時や、他人を僻んだり蔑んだりしそうな時に読むと、一気に心が洗われるような気がします。
    他人に対する優しい心を思い出させてくれます。個人的には、一生かかせない本です。

  • 良いんですよ。しみじみとしていて。
    静かで力強い。
    そんな詩がいっぱいです。

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