ふたりの真面目な女性
12人が登録
★3.11
著者:
ジェインボウルズ
制作:
Jane Bowles
清水 みち
本
/ 思潮社
/ 277ページ
/ 1994年02月発売
ISBN/EAN:
9784783727460
登録数: 12
レビュー数: 4
価格:
¥ 2,447
(参考価格:¥ 2,447)
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みんなの感想・レビュー・書評
かたや、本人の中にある独特の戒律に従い、不快な世界に身を捧げるミス・ゲーリング。かたや、成り行きに引き裂かれて木っ端微塵になるコパーフィールド夫人。二人が絆を結ぶことは、あり得ない。
不快で不愉快で苦痛な色調を認めたら、人は目をそらすのではなかったか。だが裏腹に、頁から目を離せなくなる、何か抗いがたい魔力が本書にはあった。
楽しみ、喜びを否定しないまでも、それを不快さや苦痛さに置き換えても、大差ないかもしれない。喜び、もしくは苦痛の「中」に、彼女はいられないのではないか。超越するまで徹した破壊行為が、ある女性をとらえた。その人こそが、ジェイン・ボウルズだったのだろう。
<徹底的な自己破壊>
http://khipu.jp/php5/show.php/50471
2011-04-12
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ひとりの作者のふたりのペルソナという見方もあるそうですが、 敢えて深く考えずに感想を書くと、 寝床の問題なのである。 ふつうに暮らしていれば、上流階級の婦人なだけであった はずの女性ふたりが、 なにゆえ道を踏み外したのか? ひとりは、「うまく断れない」がゆえに、寒い冬の物置部屋で 1晩過ごすこと。 もうひとりは、「夫に拒否の意志を伝えられない」がゆえに、 ... 続きを読む »
2009-06-18
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全4レビュー中 1 - 4件を表示






